面白かった。
テレビ局間のハケン争いが、双方がぶつけ合うアニメ作品の視聴率にかけられていて、全国民がその動向を見守る。週一回の放送ごとに、拮抗した視聴率争いが続けられる。
アニメ界のカリスマ巨匠監督の「リデルライト」と、カリスマ巨匠監督にあこがれ公務員をやめて初監督作品に躍り出た女性監督の「サウンドバック」。
好印象なのは、戦いを描きながらも、どちら側の人間も、クリーンで温かい点だ。
スポーツマンシップにのっとって正々堂々と戦います!という運動会の宣誓のような、清々しさで物語が進んでいくのが、気持ちがいい。
結末も、紅白歌合戦の勝者のように、どちらもがんばれ。どちらもがんばった。というほほえましさが残り、後味が良い。
新人監督が、プロデューサーやスタッフとぶつかったり、人間関係にうまくいかないやきもきも描かれているが、それもまたスパイスとして、観る側に力を与えてくる。
監督を主人公とすることで、それを介してプロデューサーや制作のスタッフの一面一面も描き、全員で一丸となってモノづくりをしているという姿が、勇気と力を与えてくれる。
彼らのような熱意と情熱で、一つの作品を作るためにすべてをなげうって没頭ができていることをとてもまぶしいと思うし、自分もそのはじにでもしがみつきたいと思う。
語録
01:18 「リアル以外の場所も豊かにするのが私達の役割ですから」
01:45 「俺たちは監督の頭の中を形にするためにここにきている」
01:46 「今すぐは伝わらないかもしれない。
けれどいつか思い出してもらえればいい」
01:59 「刺され!誰かの胸に」
□