最初の一手目で、できたと思ったんだ。
なにこれ、おもしろいじゃん。これでいいや。これで完成って。
でも、それは途中。
もともとあったゴールとは全然違う形で偶然おもしろいものが、
その時点で見えただけだった。
それを完成としちゃうなんてことはできない。
それは一つの過程であり、もともとあったゴールに向かって「破壊」するしかない。
これが痛い。
もともとあったゴールとは違うけど、今確かに目の前におもしろいものができちゃっているのなら、それをゴールにしちゃって、ハイできました!という方がどれだけ手っ取り早くて楽であるか。それをわざわざ壊して、ゴールを目指してみても、もう今以上の良い状態なんてできえないかもしれない(というか、これまでの経験上、できないことの方が多い)
そこまでわかっていて、わざわざ壊すんだから。
でもそれは、弱い土壌に生えた木を引きぬいて、強い土壌に植え直すような感覚。
やらないともっとよくなっていかないから、断腸の思いでやるしかない。
青々と茂りかけた山に火を放つようなものだ。
で、破壊して立ち上げ直したら、やっぱり一手目で出ていた良さが全部消えちゃって。
当初のゴールを目指して進んでいるけど、もうどこにいるかもわからない状態になってしまった。
痛。
激痛である。□