「あげたらいいじゃん。
ほしがってんだから。」
2歳になる子供がジュースを、欲しがる。
喜んで飲んでいる姿を見たいから、
ジュースを買ってくるが、
迂闊にあげてはいけないと止められる。
結局、親が飲んで片づけている。
いいじゃん、とずっと思っていたが、
最近、確かにこれはたいへんだと思い知る。
自分で欲望をコントロールできないうちに
渡しちゃうと、止めることができない。
今日は1本だけね、と伝えたところで、
もっともっととせがみ、
狂ったように泣き叫び、冷蔵庫の前、
自動販売機の前で転げまわり、
手がつけられなくなってしまう。
スマートフォンも、おかしも、同じ。
中毒がまずいことである、と
あるていど自分でわかるようになるまでは、
与えることには、注意を払わなくてはいけない。
でも、
おじいちゃん、おばあちゃんの家は
「特別な場所」だから、そのときは、むしろ、
「特別」がたくさんあったほうがいいとは思う。
おかしや、ジュースや、お年玉とかね。□