デスストランディング2を
細く。とても細く。....続けている。
現在、休日の自分に与えられた自由時間は1日4~5時間程度である。
いろいろなTODOがある中、テレビゲームに充てられる時間はもっとも少ない。
が、やりたいという思いは強いから、1日10分でもやれる限り、やるようにしている。
だが、そんな進め方に、デスストランディング2のような大作は「向かない」。
このゲームは、というか多くのゲームというものは、
10分単位で区切りながらやるようには作られていない。
せいぜい1時間~2時間程度のまとまった時間を毎日確保できる人向けに作られている。
1日10分間なんて、「高橋名人の掟」(=ゲームは1日一時間)以下じゃねえか。
そんなの、クエストの出発準備だけで終わってしまう。
実際、クエストを受注して、持っていく道具を考え、作ったり、チュートリアルを読んでいるだけで、1週間くらいかかっている。
毎日疲れ切った1日の最後の時間でPS5を立ち上げるから、もう、そんな考えるフェーズなんてとても体力がもたない。
前日どこまで考えたか、何を準備したかなんてことすら忘れちゃってるから、毎日「どこまでやったけ?」と無限ループになっている。すすむわけがない。
さらに、クエストが始まってみれば、BTがたくさん出てきてうろうろしているような、面倒の極みのような行程で、ようやくクリアしてみたら、次のクエストには装甲を纏った兵がでてくるから注意しろなんて言っている。1つするごとに難度が上がっていくクエストに、うへえ。と、へこんでしまう。
時間が潤沢にあれば、1つ1つを丁寧に考えて準備して。というところを存分に楽しめるのだろうが、そんな時間もとれない人間は、もうやっつけ仕事のような気持で、1つ1つを乗り越えるしかない。
まあそんな感じでゲームに限らず、なにひとつまともに進まない毎日なのだが、
やっぱり苦しいのは、そういう執着を捨てられないからだと思う。
今はしょうがない。と全部諦められたら、
たぶん、こんなに苦しむことは無いと思うのだ。
休日に買い物に出たとき、幼児を連れたパパの姿がやたらと目に入るようになった。
彼らは、「育児の今」をどう感じているのだろうか。
かつて育児が他人事だったときも、自分事になった今も、パパたちの悲鳴は耳に入ってこない。
こんなに苦しいのだから、誰でも「ちょっときいてくれよ」「助けてくれよ」とでも耳に入ってきてもおかしくはないはずなのだが。
ただひたすら耐えているのか?
それとも、全て妻にまかせ、押し付けているから楽勝だとでも思っているのか。
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