癒す。

 

ラジオで流れていた、
竹内まりや「静かなレジェンド」が、刺さる。

 

ここ数年の自分の心身の衰え具合はひどいものである。

これまでずっと、多少の乱気流なんてのは歯牙にもかけず、ゆうゆうと図太くフライトしてきたはずの人生だったが、ここ数年ですっかり及び腰になり、蚊がさしたような小さなダメージですら、もしかしたら墜落するのではないか!?というほどに、弱ってきている。

これは歳のせいもあると思うけど、それ以上に、自分が良かれと思ってしたことの多くが、実は世界からは求められていなかったという、それどころか、迷惑だった。という、容赦のない攻撃が重なったことで、メンタルがずたずたにされてしまったということの方が大きい。そんな攻撃に対して、迎撃するという気持ちはみるみる潰えて、今や墜落のさらに下、どん底まで落ちているのではないか。

 

事実、実感として、仕事の精度も確実に下がっているし、世界からの風当たりに対する耐性も弱くなっているから、負のスパイラルに陥って、モチベ―ションもだだ下がりだ。日々、まっさかさまに下に向かって落ちている体感がある。

 

がんばっているはずなのに。

なぜ、これほどまでに世界の反応は冷たいのか。

 

いっそ、死んでしまった方が、自分にとっても、社会にとっても意義があるのではないか。と思うことも増えた。それでも、死ぬのは怖いから、ドッコイ生きている。それだけである。

 

そんな中、耳にした「静かなレジェンド」。

本当に心が救われた気持ちになった。

 

別にえらくなりたいわけでもないし、大金持ちになりたいわけでもない。

ただ、自分の日々のささやかな活動が、世界に認知されている。肯定されている。

ただそれを確認したいだけなのだが。

だが、それすらもままならない。

そんな状態が長く続き、積み重なって、今である。

 

改めて言葉にして問いかけたら、世界は「そんなことはないよ」というのだろうが。

まあたぶん、鬱の初期状態なのだろう。

 

「静かなレジェンド」には、そんな自分が今、もっとも聞きたかったことばが埋め込まれている。

安心・安全・便利を追い求めた時代が、世界が、今、一人の人間のメンタルをぼろぼろにしている。

生成AI?テレワーク?フリーアドレス?

自分にとって大切な「意義のある無駄」までも全部奪い取ってしまった。そこに追い打ちをかけるように「無駄」「無駄」「無駄」「効率化」「効率化」「効率化」。もう、うんざりなんだよな。

そんなに、無駄か。

これだけ削って削って削った先に、まだいうのならば、もう、自分自身の存在を「無駄」といわれたような気になるんだ。□