受け入れる

上野の森美術館大賞展の結果が届いた。



落選だった。2枚とも落選.......。



正直眼を疑った。これは夢ではないか。夢なら覚めてほしい。と本気で願った。
しかし何度見ても「選外」の二文字は形を変えることはなかった。
この一年やってきたことには絶対の自信があった。
その自信が一瞬にして抉り取られたときのこの空洞、空白の大きさをリアルとして受け止められない。


本当にちゃんとみているのか、審査員は?!と逆ギレもしかけたが、感情を振幅させたところで覆水は盆に返らずだ。やっぱり絵が悪かったと受け入れるしかない。


今は一度や二度の三振に落ち込んでいる場合ではない。
とにかく打席に立ち、バットを振りまくるしかないのだろう。


二浪決定。それにしてもこれほどに品のない誕生日プレゼントもあったものではない。□