2008-01-01から1年間の記事一覧

1年を振り返って

2008年が終わろうとしている。 8月から11月の長い研修。そしてその終了直後の転勤告知と引越し準備。 今年の後半はまさにジェットコースター・コンボであり、この間は本当に「それ以外できない」という状況だった。 忘年会では決まって「今年はどんな年だっ…

前を向いて歩こう

引越し前の大処分がようやく終わった...。 書籍、CD、ゲーム、DVD、ビデオテープ...本当に捨てた。捨てた。捨てまくった。 最初は緩めがちだった処分のフィルターも、このままでは全然整理が進まない!という事態に直面したとたん、急激にきつくなり、どんど…

WEB2.0再認識

今回の引越しでWEB2.0のチカラを再認識している。 新居が工事のためすぐ入居できないとのことで、その間ウィークリーマンションに住むことにしたのだが、その物件検索から契約までほぼ全てをWEB+メールベースで進めることができた。 決着までに要した時間は…

こんな感じのクリスマス

20:00PM. 飯田屋のどぜうをいただく。 ここ数日、ほとんどお天道さんを拝むこともなく部屋でモクモクと引越しに向けた荷物の梱包ばかりしている。 はたして片付いているのか、発散しているのか...。 長い時間をかけている割に体感できるような進捗がなく、次…

M-1グランプリ2008

個人的には今年は「チャンピオンなし」です。 わからない。どこがおもしろかったのかが。 お笑いもラーメンのようなものなのか? ラーメンはたとえ友人が絶賛したとしても、自分の口には全く合わなかったりする。 自分にとって1番であっても必ずしも世界一で…

アメリカドラマ

(※注意!==========ネタばれ含む!!!!!==========) 今更だが話題のテレビドラマ「24」を見た。 24時間もの時間をかけて全て鑑賞した。という達成感は残った。 が、残念ながらそれだけである。それ以上のものは残らなかった。 確かに、24時間をリアルタイ…

ヘドロオーシャン戦略

東京でやり残したことはなんだろうか。 唯一あげるとするならば「寿司屋巡り」だろうか。 寿司は東京に限らず食べることはできるが、やっぱり江戸前というくらいだし、築地もあったりでうまい魚が集まっているのは確かなのである。 別に「すきやばし次郎」に…

想いの根源

ようやく大阪の新住居が決定した。 10社ほどの不動産会社とアポをとり、先週末に数十件の物件を下見した。 衣・食・住というだけあって、住は非常に重要である。 毎日を過ごすための空間をいかに充実させたものにするか。 それが日々の全ての生産活動を充実…

ワイン対話

西葛西に住む友人宅に招待いただいた。 何かよい手土産はないものかと思案していたのだが、そういえば今年はまだボジョレーヌーボーを飲んでいなかったな。と思い出した。 タイミングも丁度いい感じだし買って行こう。と浅草の松屋に向かったのだが。 「今年…

流行語大賞2008

2008年の流行語大賞が発表となった。 が、個人的に、ここ数年どうもしっくりこない結果になっている。 後日この結果をざっと見ても、1年間を思い起こせないというか。 ほとんどが耳にしなかった言葉である。 単に自分が世間と離れすぎていただけかもしれない…

 レッドクリフpart1 (7点/10点)

三国志である! 赤壁の戦いである!! ジョン・ウー監督である!!! ややこしい人物関係や時代背景を極力シンプルに切り詰め、誰でもわかるような完全懲悪の超娯楽大作に仕上がっている。 ジョン・ウー監督といえば、2丁拳銃撃ちまくり。といったアクション…

RINGO EXPO ’08

椎名林檎10周年記念特別実演会「生林檎博'08」のため、さいたまスーパーアリーナへ足を運んだ。 会場は5万人ほどのファンでぎっちりと埋め尽くされていた。 流石10周年というだけあり、ステージ手前にオーケストラピット(指揮:斎藤ネコ氏)、そしてステージ…

酉の市(三の酉)

酉の市に足を運ぶ。 今年で3回目になる。 思えば、自分の浅草生活は、2年前の酉の市から始まったといっても過言ではない。 今年は三の酉が土曜日に重なっていたので、平日のそれに比べ、爆発的な参拝者数となり、まるで一足早い初詣がやって来たようであった…

ギフト

大阪への転勤が決まった。 東京での生活を始めてから、わずか2年。 ようやくこちらでの生活サイクルができかけてきたところでまた大阪である。 告知があったときは正直頭の中が真っ白になった。 新しい生活の場に張り始めた「根」をまたも引き抜かなくては…

出現

11/17に渋谷に岡本太郎作の巨大壁画作品「明日の神話」が出現した。 井の頭線の改札から銀座線に向かう連絡通路にドンと設置された。 今日初めてそれを目の当たりにした。 すごいことだ。うれしいことだ。 「明日の神話」は昨年、東京都現代美術館ではじめて…

 ダイアリー・オブ・ザ・デッド (7点/10点)

元祖ゾンビの巨匠ロメロ監督の最新作である。 前作の「ランド・オブ・ザ・デッド」公開でそろそろ引退?と思っていたのだが、とんでもない誤解であった。 ロメロ監督の頭にはまだ100本ほどのゾンビ映画のネタが眠っているという。 ならばファンとしてはそ…

出所

夏の終わりから3ヶ月にかけて自分を縛っていたものからようやく開放される。 秋の牢獄からの待ちに待った出所だったはずだが。 このむなしさ。後味の悪さはなんだろう? 勝利の喜びを手にして脱出したというより、ただ終わらせただけというか。 時間が解決さ…

木の葉の船

キャスターの筑紫哲也さんが亡くなった。 この寂しさはなんだ。この虚無感は。みんな逝ってしまう。 テレビで放映される生前の映像を見ていると、闘病の中でも最後の最後まで真摯に報道に立ち向かっていた。その姿に強い感銘を覚える。 ずっと生きていてくれ…

秋の牢獄 〜脱獄のチャンスは一度〜

それにしてもどうしてこうも隣の芝生はいつもいつも青いのだろうか。 悲しいくらいにブルーである。 単に俺がそういう風に周りを見てしまうだけなのかもしれないけど。 今年はアトリエのスケッチ合宿に参加できなかった。 今頃彼らは秋のよろこびを謳歌して…

浦島気分と地球の回転

J-WAVEのHOT100を久しぶりに聞いてみたら、 連続1位記録達成のCOLDPLAY「VIVA LA VIDA」が42位に落ちていた。 そして知らぬ間にOASIS「THE SHOCK OF THE LIGHTNING」が1位に。 その他の曲もほとんど知らないものに置き換わっている。 ちょっとした浦島太郎…

プレミアムの定義

椎名林檎活動10周年記念ライブ「生林檎博」。 プレミアム20000円のチケットを取り逃す。 しょうがないわな。と諦めた瞬間、歳とったな。と感じる。 「プレミアム」とか「豪華お土産付き」という言葉に揺さぶりをかけられたものの、連日続く3〜4時間睡眠…

激怒

銀座の歌舞伎座が取り壊されるそうである。 2010年4月に閉場し、複合商業施設に建て直すというのである。 .....全く世の中には信じられないことを言い出す大馬鹿野郎がいるものである。 絶滅しかけのトキに石つぶてをなげて「剥製にしよう」とか。 観光収入…

いえ、モンハン!

依然、主人に向かって爆弾を投げてくるオトモアイルーに「このばかねこ!」と叫ぶ。 が、ふと俺もリアルな世界では「ばかねこ」なんだろう。と思い至る。 .....星3つくらいかも。 一生懸命やっているつもりでも、主人に爆弾を投げたり、意味もなく踊ったり…

自虐の詩

世界絵画大賞展の授賞式に参加。 すっかり記憶から消えてしまっていたこのシビれる様なヨロコビの感覚が蘇る。 やはり俺は、この瞬間この場所に立つために生きている。 閉鎖的で過酷で社会と距離を置いたような孤独の日々。 気持ちはすっかり内向きになり、…

三回則

浅草に住み始めて2年が経過しようとしている。 日本有数の観光地ゆえ、たくさんの料理店があり、これまでずいぶんたくさんの店に足を運んできた。 が、実は何度でも足を運びたくなる店というのはそのうちわずか数軒もないことに気づく。 初めて行く店は、観…

ポライト。

だいぶ前の話になる。盟友とスペイン旅行をしたときのことだ。 初めてのヨーロッパ旅行でうかれていたせいか、一瞬のゆるみを突かれ、タクシーでボられたことがある。 タクシーを降りた後におつりを確認したらあきらかに足りない。しかも、かなりの額が.....…

変化

本日、松下電器株式会社がPanasonic株式会社に社名変更した。 個人的には未だしっくりこない。 むしろ社名はそのままでブランドをMATSUSHITAにする方がよかったと思っている。 唯一の気がかりである、雷門に刻まれた「松下電器産業」の文字が「Panasonic」に…

マンガの秋

久しぶりにマンガにはまっている。 荒木飛呂彦著「Steel Ball Run」である。 面白い。荒木飛呂彦はやはり鬼才中の鬼才である。 最近仕事が忙しくて外に出られなくなっているストレスのはけ口に、ふと単行本1巻を買ってみたのだが、面白くて止まらなくなり、…

勝利の中の敗北

第四回世界大賞展の結果が届いた。 2点中、1点が「入選」していた。 が、しっくりこない。 まず、どうして授賞できなかったのか? 正直、授賞できなかった口惜しさの方が大きすぎて、入選をよろこぶ気に全くなれない。 しかも、2点出したうち自信作と思って…

映画 「デトロイトメタルシティ」 (5点/10点)

原作に飲まれてしまっている。 そんな印象。 確かに松山ケンイチの変貌振りや、実演される「SATUGAI」等は見所ではあるかもしれないが、そのインパクトだけでは映画1本はもたない。 笑いとドラマの不連続や演出の弱さ等は、やっぱり原作に寄りかかりすぎたか…