2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

今日の一冊

「カササギ殺人事件」 アンソニー・ホロヴィッツ著 創元推理文庫 恐れ入りました。 海外ものなのに、文章がとても読みやすくて、 人間の描き方が、リアルでしみこんでくるし、 ミステリーとしての完成度も一級品。 オールタイムベストでしょうね。間違いなく…

群衆の中の猫

ものすごい数の人が駅の構内を歩いていく。 人ごみの中を行いていく。 人ごみの中を帰っていく。 そんなことをほぼ毎日、 この人生で繰り返してきた。 その中の一人が自分なのだが、 自分はこの群衆の中の一人ではない、 自分はどこか違う世界の住人である、…

今日の語録

松本零士先生。ご冥福をお祈り申し上げます。

今日の語録

(杉本博司)

★ゴールデンレコード

認知するということについて。 人が人を認知して、さらにその人のことを記憶する、 というところまでには、 途方もないステップがあるように思うのです。 ところどころで、作品は観てるんです。 展覧会の会場で、ふと、その作品を見て、 「あ、いいな。」な…

★ゼロの感動

遅ればせながら10年に1度というくらいの豪雪の晩に、 2023年の新年会があって、 昨年忘年会ができなかったアトリエのメンバーと、 今更ながら、2022年のベスト10を発表しあったのです。 忘年会でベスト10の発表をやるようになってから、 もう4~5年たつん…

ほぼ日の學校ノート 西成活裕先生

最近、というかずっとだけど、 時間の無さを嘆いたり、 パニックになったりしているのは、 かけた時間に比例して成果がでないことに 長くつかりすぎているからだろうと思う。 3月に3つの作品を作らなくてはいけないが、 構成がまとまらない。 制作は釣りに似…

今日の語録

★私生道

つまるところ、 自分は、人のために何かをしたいのだと思う。 自分が携わっている仕事が、 どこかの誰かのためになっていたらと願う。 大きくなくてもいい。小さくてもいい。 それが確実に、 どこかの誰かを楽しませたり、 喜ばせたりできていることが確信出…

考える人に。

何かの目的があるが、 目的を達成するための知識が無い。 そんな場合は、 調べる。 そして調べたことを、 脳に記憶させる。 次にそれを活かして、 考える。行動する。 そして、目的に近づいていく。 この一連の行動が 「学ぶ」ということなのだろう。 自分は…

豊かか。偏屈か。

「外食はしない。自分で作る方がおいしいから」 そんなことをかつて職場の先輩が語っていた。 当時は自惚れてる、なんて思ってもいたのだけど、 今になってその気持ちに共感できるような気がする。 居酒屋で出てくる料理は、美味しくいただける。 だけど、高…

今日の気になる

第九部 JoJoLands 連載開始!

ほぼ日の學校ノート 西成活裕先生

西成活裕先生(数理物理学者) ・純粋数学は、やめろと母に言われ。応用数学を求めるが国内には土壌が無く。 東大はやりたいことを2年先延ばしにできる猶予期間があり、 航空宇宙工学科に進み、数学を志す。 ・水や空気の流れ(流体)の研究は誰もがやってし…

★ひとことでは言えないこと。

あるコンクールで大賞を受賞した作家がいて、 以来ずっとファンで、その作品を眺めている。 「これは作品になるのか?絵になるのか? と思いながら着手した。」 受賞時のコメントで作家がそんなことを言っていた。 ひとことで言えば「読書する女性」を描いた…

★制作日記 「苦しいは宿命」

ずっと、楽をして作品ができないものか。と考えていた。 楽というのは「システム」である。 そのシステムに当てはめれば、ポンと作品が量産できる、 金型のようなものだ。 でも、楽をしてできる作品なんてない。 もうそう結論付けても良いと思う。 楽してで…

★冷静家。

知人が自動車を運転中、事故に巻き込まれたようだ。 交差点で青信号になり、自動車を出そうとしたとき、横から道路を横断してきたおばちゃんのチャリンコが接触したとのこと。 「歩行者信号が点滅し始めたときに渡り始めたので、信号無視ではない」 それが、…

今日の語録

「場数はバカの複数形」 「人間は『たいしたことないやつ』が完成形」 「人間は『ポンコツ』以上にはなれない」 □

ほぼ日の學校ノート 末永幸歩先生 「アート思考」

・マティス=「色」を「色」として使うことを初めて試みた画家。 ・誰でも「表現」ができる。ということを強く認識する。 見た通りに描けることだけが「表現」ではない。 教科書の落書きも、ある意味「純粋な表現」といえる。 ・「鑑賞」にも技術はいらない…

制作日記 「遭難者」

1枚の絵が完成するまでに、ものすごくこじれる。 目の前にある絵がどうしても面白くなっていかない。 設計図の段階では「行ける」と確信したはずなのに、 キャンバスの上に展開した途端「全然面白くない」。 それは、万全の準備をしたつもりで大海原にこぎ…

今日の動画

MSX「夢大陸アドベンチャー」クリア動画

今日の気になる

「世界のごちそう博物館」 レトルトで気軽に世界の料理を楽しめる。 えっ!?というような驚きの食材も。□ 世界のごちそう博物館 | 世界料理のレトルト製造・販売 世界のごちそう博物館

★まとめ読み禁止令

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」について、 初回は、おぼこい青年だった義時が、 ラストには、大義のためには家族すら殺める極道・義時に 変貌しているのが、壮絶だったのだけど、 舞台裏の特番かで、脚本の三谷幸喜氏が、 「キャラクターと役者が、 1年を通じ…

★雪崩。

アンディ・ウォーホル・キョウト展の会場内を歩いていたとき、 ものすごく「ワクワクっ」としたのです。 だけど、その直後、どどどーっ、と雪崩のように 頭の中に焦燥感のようなものが押し寄せてきて、 アドレナリンが、どばっと、噴き出したのです。やばい…

★日めくりカレンダーの美学。

毎日に小さな変化を入れるために、 日めくりカレンダーを使っている。 今年は「宙のカレンダー」に決めたのだが、 実は、購入を決めたときはどうかと思っていた。 なるべく、 かっこよくて、 おしゃれで、 ためになるような、 日めくりカレンダーがいい。と…

今日の一冊

「方舟」 夕木春央著 講談社 (以下、ネタバレをやや含んだメモなので注意) 何者かが山中に地下を掘り下げて作った怪しい施設に 迷い込んだ人間たちの中で、殺人事件が発生する。 床下からはどこかでもれている水が徐々に空間を埋めてきており、 残された時…

今日の語録

自分の才能を信じること。 自分の才能は疑わなくていいです。 描けている段階で才能があるんだから。 足りないのは技術で、技術は習得できるものです。 才能を信じて技術を疑え、と言っています。 才能という言葉に振り回されないほうがいいですよ。 やりた…

ほぼ日の學校ノート 市原武法先生

沈没寸前で90度に傾いたタイタニック号、と例えられた 少年サンデーを起死回生で復活させた編集長。 「少年サンデーを日本で最も愛している」と語っているが 愛しているだけでも、これだけの改革はできないと思う。 編集という仕事に、形のない面白さがあり…

私は、少年サンデー。

週刊少年サンデーのどん底からの大改革の裏側を知り、 今の自分こそが、 あのときの少年サンデーなのではないか、と思った。 今の自分にこそ、 週刊少年サンデー同様の大改革が必要なのだと思う。 これから、自分は、どん底からの再出発めざす。□