2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「千の風になって」について

COUNT DOWN-TVでここ数ヶ月来ずっと上位にランキングしているが、歌謡曲でもなく、バンドでもなく、ただあのいかにも「唄っている」という感じの濃厚なボーカルがヒットしているのだろうと特に気にも留めていなかったのだが、 先日NHKの「SONGS」に秋川雅史…

無題

Do not stand at my grave and weep, I am not there; I do not sleep. I am a thousand winds that blow, I am the diamond glints on snow, I am the sun on ripened grain, I am the gentle autumn rain. When you awaken in the morning's hush I am the…

夢十夜 「第三夜」

こんな夢を見た。 友人とその奥さん、そして自分を含む3名が旅行をしている。 イラク旅行である。 時間は正午くらい。 廃墟のようなコンクリートむき出しの建物が左右に並び、砂埃に覆われた廃車が路上に放置されている。空気は渇いており、地面は砂漠の砂で…

笑いの美学〜実践編〜

以前も書いたと思うが、今の自分は人を笑かす以上に、自分自身を笑かすことこそが重要であると思っている。 その実践として新宿のルミネTheヨシモトにて初めてお笑いのライブを見学して来た。 10組程度の芸人が次々とあらわれ、漫才やコントを演じていく。 …

出品を終えて

14:00PM。今年2度目の出品が終わった。 が、感触としてはたぶん今回も駄目だろう...。 やや弱気だがこれが今の正直な感想だ。 出品という目標を設定することにより制作への意欲、緊張感は倍増する。 それまでやや引き気味だった腰を、目を背けることのできな…

映画「グエムル 漢江の怪物」(7点/10点)

個人的には、怪獣といえば円谷プロのように、着ぐるみが「あんぎゃー」と叫ぶのが好きである。 それに対して、アメリカ的なCGべったりのえせ怪獣映画はどうもぴんとこない。 「グエムル」はCGのモンスターが暴れるということでカテゴリー的には後者であり、…

祭りのあと

三社祭が終わり、一夜が明けた。 21:00PM。昨晩あれだけの喧騒に溢れていた浅草寺は、ほんとどひと気もなく、所狭しと連なっていた屋台はすっかり姿を消し、ひっそりと静まり返っていた。 境内が妙に広い。 あれは白昼夢だったのだろうか、とすら思えてくる…

浅草五輪

初夏のような快晴。 三社祭の最終日にふさわしい天気である。 昨日から泊まりに来ていた父親は、早朝5時に家を出て行った。 なんでも浅草神社まで神輿の宮出し(出発)を見学に行くとのこと。 後で知ったことだが、「三社」の由縁である三基の神輿が出るのは、…

ハーメルン

どこか遠くから聞こえてくる祭囃子で目が覚めた。 浅草では5/18〜5/20の3日間、三社祭が行われている。 外が気にはなったものの、出品間近だし、周りのことに振り回されてる場合じゃねえ!と自らを戒め、自室に閉じこもって絵筆を握っていたのだが。 14:00頃…

背水の陣

来週末に絵を出品する予定だ。 今年二回目の挑戦となる。 が、現在の状況はすこぶる悪い。 いろいろ試したいこともありーの。まとめたい気持ちもありーの。そんなこんなが入り乱れて、手を入れればいれるほど絵はひどくなっている。 特に悪かったのは、この1…

赤と緑

J-WAVEを聞いていたら緑色のカーネーションが紹介されていた。 いまどきのカーネーションは真っ赤なものだけではないらしい。 そういえば母の日だったな、と思い出し、渋谷の第一園芸にTEL。 グリーンカーネーション在庫あり。但し残り希少!との返事。 取り…

マンションにて、深夜。

23:00。残業を終え、コンビニ弁当片手に帰宅。 マンションのエレベータで残業帰りのおっさんと鉢合わせ。 「これから食事ですか?」 おっさんはこちらが手にもつコンビニ弁当を見て声をかけてきた。 このタイミングでのこの問いかけ。この間。この空気感。 …

映画 「王と鳥」 (10点/10点)

いかにも海外アニメ。という感じの濃ゆいキャラクター。 人によってはそれだけで嫌い。という人もいるかもしれない。 が、これは本当にすごい映画であった。 あの宮崎駿に多大なる影響を与えうる作品というのは、やっぱりこのくらいの、核爆弾的なパワーをも…

夢十夜 「第二夜」

こんな夢を見た。 職場の庶務の女の子と同期の3人で、あるレストランに入った。 薄暗い洋食レストランだった。なぜか奥が和室になっていて3人はそこに胡坐をかいて座った。 このレストランは変わっていて、ただ注文するだけでなく、自分で買ってきた食材を調…

映画 「スパイダーマン3」 (6点/10点)

銀座で「スパイダーマン3」を鑑賞。 GWであることも手伝って劇場は大混雑であった。 ...が。肝心の映画は前作までに比べ、はるかに劣った印象であった...。 仕方のないことなのだろう。 第一作目で、スパイダーマン誕生とゴブリンとの対決を見て、視聴者には…

笑いの美学

銀座の三省堂で、ナンシー関の「記憶スケッチアカデミー」という本を見つけて立ち読みしていたのだが、あまりの面白さに店頭であることも忘れて大声で笑ってしまった。 カエルだのニワトリといった「お題」を、実物を見ずに一般人がスケッチしたものをナンシ…

読書 「夢を与える」綿矢りさ著 (8点/10点)

完成度は大変高い。 強いテーマがあるし、その構成力もやっぱりただ者ではないと思わざるをえなかった。 が、その表現については、これまでの作品の手法とはがらりと変わっていたと思う。 前半は主人公・夕子のタレントとしてのブレイクまでが描かれている。…