2007-01-01から1年間の記事一覧

2007年総括

描くことを通じて「自分」という存在を観察し続けた1年であったと思う。 いまや秒単位の精度で変化していく自分を感じている。 昨日まで自分の生涯のテーマと思っていたモチーフに、今日になって突然疑問を感じ始めたり。 あたかも年齢に見合うように情熱の…

ゲーム回顧主義

INFOBAR2への機種変更をしようとアキバのヨドバシカメラへ。 ....が、あえなく断念。 前回の機種変更からまだ7ヶ月経っていないとのことでauからの補助が出ず、5万円近くかかるというのである(補助が出れば26500円とのこと)。 どうしても今すぐ!というわけ…

映画「NIGHT OF THE LIVING DEAD」(8点/10点)

10年ぶりくらいで見たのだが、やっぱりおもしろい。 さすが元祖ゾンビ映画のロメロ作品だ。 モノクロで荒削りなところはありながらも、以降続くゾンビシリーズのエッセンスは全て詰め込まれていると言って過言ではない。 ゾンビに取り囲まれた山荘での生存を…

M1グランプリ2007観戦記

サンドウィッチマンの快挙はすごかった。敗者復活からの大優勝!である。 .....でも、これほど面白い奴らを「予選落ち」させた審査員ってどうなん?と思ってしまう。 その世界に長い間顔を突っ込んでいるのなら、審査員はせめて我々のようなド素人が見てもは…

キャパシティ

中島みゆきのコンサートツアーに行く。 会場は有楽町の東京国際フォーラム。1万人くらい収容できる巨大なホールである。 客の年齢層は老若男女という感じ。 これまで行った、どのライブツアーにもあてはまらない、まさに「聴く」という感じのコンサートで、…

展覧会 「鳥獣戯画がやってきた!展」 (9点/10点)

六本木を「魔界」と称する自分も、サントリー美術館や国立新美術館の登場により、やむを得ず足を踏み入れる機会が増えてきている気がする。 #但、この秋の二紀展の際、師と初めて六本木で祝杯を交わしたこともあり、自分の中で六本木は徐々にイメージを変え…

コンセプト

中目黒で飲まないか。という誘いがあった。 ここ最近になり、折角場所を変えて飲むのならば「その地ならではのものを楽しみたい」と思うようになってきている。 わざわざその地に赴いてどこにでもあるチェーン店に入ったのでは、折角足を運んだ意味がないで…

映画 「街の灯」 (1000点/10点)

やはり何度見てもすばらしい。 この映画には生きることの喜び、悲しみの全てが凝縮されている。 いかさまボクシングのシーンのおかしさは強烈である。 腹筋が引きちぎれるくらい笑った。 そしてそれだけ笑った直後には、もう号泣している。 盲目の女性にお金…

2年前...

街で懐かしい曲を耳にした。 ジャクソン・ファイブの「I saw Mammy kissing Santa Claus」である。 この曲を聞くと2年前のクリスマスを鮮明に思い出す。 2年前の丁度今頃、兵庫県のとある街で1ヶ月ほど電気屋のお手伝いをしていた。 連日の寒波だった。その…

展覧会 「ムンク展」@国立西洋美術館 (5点/10点)

学生のころ、ムンクの版画を見て以来、そのなんともいえない独特で憂鬱な世界に引き込まれた。 以来ムンクは自分の記憶の中で好きな画家の一人になっていた。 が、10年ぶりに改めて見て、当時ほどの感激がなかったことに驚いてしまった。 若いころは「自分な…

映画 「オーシャンズ11」 (8点/10点)

今のアメリカにこんな「粋」な映画が撮れるのかと思って感心して見たのだが、リメイクなのね。やっぱり。 ただ、ジョージ・クルーニーはまさに「粋」でオーシャンズの世界観ににぴったりあっていたと思うし、ブラッド・ピットの小悪魔的なにほいもよかった。…

年越し準備

久しぶりに京橋で蕎麦を食べたくなった。 オフィスが京橋にあったときは頻繁に足を運んでいた店なのだが、品川に移ってからは一度も来ていなかった。 「山形田」という店である。 食券販売機が置かれた狭い店内からは一見、時間のないサラリーマン向けの店と…

2007年流行語大賞

今年の流行語大賞が決定したようである。 ●大賞: ・「ハニカミ王子」 ・「(宮崎を)どげんかせんといかん」 ●トップテン: ・「(消えた)年金」 ・「そんなの関係ねぇ」 ・「どんだけぇ〜」 ・「鈍感力」 ・「食品偽装」 ・「ネットカフェ難民」 ・「大食い」…

カステラ電車

偶然、カステラ色の銀座線に乗り合わせた。 東京メトロ開通80周年記念イベント。の一環らしい。 (1927年12月30日の上野〜浅草間の銀座線が最初とのこと) この地下鉄は開通当時の車体をイメージしたもののようだ。 車内はなつかしい写真のポスターがびっしり…

映画 「武士の一分」 (10点/10点)

木村拓哉はずるい。 あれだけの容姿を持ちながら周りの黄色い声に少しも惑わされず、ただひたすら真摯に演技に臨んでいる。 そして脚本に対し、一つの正しい魂を注ぎ込み、劇中の世界に自然に溶け込んでいる。 山田洋次監督はすごい。 作品で伝えたいコンセ…

年末商戦スタート

秋葉原を歩く。 年末に向かってまっしぐら、ということでいろいろ出ている。 ●INFOBAR2発売 新規でも21000円。機種変更で26250円。 どっちにしても高い。 この際だから機種変更してしまおうか、と思ったが、完売なんだよね。 ほとぼり冷めるまでもう少し待っ…

ラスベガスレポート2

ラスベガスはすごいところである。 空港に降り立つや否やスロットマシンに出迎えられた旨は昨日書いたとおりであるが、そんなのは序の口である。 今回宿泊したLUXORホテルはピラミッド型の超巨大ホテルであったが、当然1Fは全てカジノである。 今回はThanksG…

ギャンブル研修〜本戦

ただいま、ラスベガスにやって来ている。 噂には聞いてはいたが、まさかこれほどまでに広大だとは....。 想像を絶するほど巨大なテーマパーク型都市である。 各ホテルの1フロアは東京ドーム1個分ほどの広さがあり、それらが全てカジノである。 更に各ホテル…

後輩

大学生時代の後輩が小学館新人漫画賞の佳作を受賞したらしい。 驚いた。が、その驚きは以前のようにもろく倒れてしまうような「激しい揺れ」ではなく、音叉のように「小さく長く振動した」という程度のものだった。 素直に「がんばってるな」と感心した。 学…

LOVE, the pillows !

the pillowsのシングルコレクションを買ってしもうた。 ピロウズ、いいわ〜。 今現在の音楽生活は完全に東京事変とピロウズのみのヘビーローテーションである。 フリクリからその存在を知り「Ride On shooting Star」聞きたさにサントラをレンタルしたのだが…

2007東京事変ライブツアーSpa&Treatmentれぽおと。

ZEPP TOKYOである。お台場である。 実はお台場に足を踏み入れるのはわが人生で今回がはじめてである。ZEPPはどこも辺境だ。 2600人中の2526番というまさにドンジリで会場に入場すると、中はものすごい熱気である。 亀田師匠がMCで「これまでのツアーでもここ…

美術展「フィラデルフィア美術館展」(8点/10点)

まさにオールスター!といった趣の展覧会であった。@東京都美術館。 コローに始まり、セザンヌ、マティス、クレー、モディリアーニ、ピサロ、ロダン、シャガール、ルノアール...etc。 1フロアーに一同に集められた作品の数々は、まさに大リーグならばニュー…

ギャンブル論 改訂版

先日、ギャンブルというものについて、お金儲けという点でも、ネタ作りという点でも自分のライフサイクルにおいて、今後接点を見つけ出すことはおそらくあり得ない!といった胡散臭い話を延々と書いてしまったのだが、ここで早くも改訂版を出さねばならなく…

一周年

酉の市の時期が迫ってきた。 今年は一の酉が11/11、二の酉が11/23となっている。 振り返れば、浅草に引っ越してきたのが昨年のちょうど今の時期である。 もう1年が経過してしまった。 自分が浅草に住んでいるのだ、という実感を最初に与えてくれたのが酉の市…

始動

公園でS100号キャンバスを組み立てる。 モノリスの組み立ては相変わらず苦手である。 とくに大きくなればなるほど難しい。 ハンマーを握り、プライヤーを握り、えいやえいやと組み立てているうちに、大抵両手にマメができる。.....痛い。そして体中大汗をか…

ギャンブル論

突然だが、今月末にラスベガスに行くことになった。 もちろん、人生初のラスベガス。である。目的はギャンブル。 カジノが好きで、海外に行くならばラスベガスかマカオのみ!と決めている知人に、以前からずっと誘われ続けていた。 海外旅行はご無沙汰なので…

読書 「アヒルと鴨のコインロッカー」伊坂幸太郎著 (7点/10点)

最近映画化されたそうで。それがまたすこぶる傑作だそうで。 もともと伊坂幸太郎という名前は本屋の店頭でちょくちょく目にすることはあったものの、実際に読むことはなかったのだが、それだけよい映画の原作ならばやはりすごいのだろう。ということで手にと…

台風の秋

時期はずれの台風20号が迫っているおかげで、外に出ることができなくなった。 信州方面へのスケッチに誘われていたのだが、早朝の天気予報を見てドタキャンした。 明日には通過するようだが、さすがにこの天気で突撃することには無茶を感じる。 (但、他のメ…

久々の完遂

バイオハザード4をクリアした。 ここ最近で、これほどまでに自分を没頭させ、かつ最後まできちんとクリアさせてくれたゲームは他にはない。 進めど進めど全く終わりが見えてこないという、かつてない超特大ボリュームであるのにかかわらず、各ステージで登場…

FYI

● 第三回世界堂絵画大賞展 ● 展示会場:新宿世界堂本店6Fギャラリーフォンテーヌ ● 展示期間:2007/10/21(日)〜10/31(水) 9:30AM〜9:00PM http://www.sekaido.co.jp/prize03.html お近くにお立ち寄りの際は是非ご高覧下さい。□