2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ぶれる。

「以前の絵は詩情があってよかったけどなぁ」 先日行われた勉強会で、先輩の絵描きにそんなことを言われた。「はい、そうです。僕は自ら詩情を捨てたんです」と口には出さず、先輩の言葉を流した。彼らが言う、その「詩情」とやらは、ねらって出したものでは…

Art Wave now No.61

茨木美術協会会報Art Wave now No.61(2018/7/1発行)抜粋 □

期待しない。

「思いやりは、過剰な期待をやめることから。」 日めくりカレンダーにこんな格言が書いてあった。 世の中のトラブルの大半は、社会への「勝手な期待」から起こっているように、以前からずっと感じていました。 「そこへ行けば誰かが準備がしてくれている」 …

ちびまるこちゃんの思い出

さくらももこ先生が亡くなった。 突然の訃報にとても驚いています。53歳。若すぎます。乳がんだったようだが、闘病をされているなんて少しも知らなかった。今でもまだ信じられません。とてもとても残念です..........。 ぼくとちびまるこちゃんの思い出はと…

世界は今日も簡単そうに回る。

職場で、とても頼りにしている人が突然の異動....。 そんなことがよくある。 「彼が居なくなってしまって業務は一体どうなってしまうんだ」 現場は騒然となる。 だけどこれまでの経験を振り返ってみて確実に言えること。 それは、 「なんとかなっちゃったな…

鯨と鰻

この夏、鯨と鰻を食べました。 鯨は和歌山の太地町で戴きました。 関西ではかつて、鯨は給食に出るくらいの日常だったようですが、関東出身の僕には鯨を食べるという習慣はほとんどありません。そんなこともあって、ほぼ人生で初めての「鯨のフルコース」と…

インターミッション

夏休みがあけてようやく長い1週間が終わりました。 ちょっと連休が続いただけで、これほどまでに現実に戻るまでにパワーを必要とするのか。いつものことだけど、今回はとくにひどかったように感じます。 命綱が切れて宇宙空間に放逐されてしまった宇宙飛行士…

正論と人情

「正論」は正しい。 正論というだけに、非の打ちどころが無くて、正論を押しつけられたら、ぼくらは黙るしかない。でも、正論どおりにものごとを実践できていることなんてあるのだろうか。 誰かに正論をぶつけている自分自身こそが、正論どおりにものごとを…

ハイスコアガール!

アニメ「ハイスコアガール」がとても面白い! 今シーズンのアニメでは最高だと思っています。...と書いてみましたが。オススメしているわけではありません!そのへんを今日はつらつらと、徒然なるままに書いてみたく....。 原作の漫画「ハイスコアガール」は…

笑いと驚き。

アトリエに描きに来ていた女の子が結婚すると聞いた。 旦那さんはどこかの企業の社長とのことです。 これまで、社長との結婚なんて話は芸能界だけかと思っていたけど、最近は身近でも普通のことになってきているみたいです。誰も彼もが社長夫人だ。 かつて大…

マグカップ

長い間、愛用しているマグカップから何か音がする。 振ると中でカラカラと当たるような音がするのだ。よく見たら、取っ手のところにヒビが入っていた。たぶんこのまま使っていたらすぐに取っ手が落ちるだろう。ついにこのマグカップとも、さようならをしなく…

一汁一菜

「ほんとのこと知りたいだけなのに 夏休みはもう終わり........」(フリッパーズギター"DOLPHIN SONG") 夏休みの間は、なにかと外食が続きました。 旅先での旅館の食事や、友人との宴会、そして外出先でのレストラン、レストラン、レストラン。外食というも…

目を覚まさせるもの

那須高原の藤城清治美術館を訪れた。 もはや説明はいらないかなと思います。 2013年、89歳の時にこの美術館を作りあげました。怪物です。 現在94歳にしてなお、新作を描き続け個展を開催しています。怪物です。 猪熊弦一郎を師とし、脇田和と交流し…

夏の終りに

The End Of The World 世界の終わり Why does the sun go on shiningどうして、太陽は輝き続けるの Why does the sea rush to shoreどうして、海は岸へ波打つの Don't they know it's the end of the world世界はもう終わってしまったというのに 'Cause you …

ノスタルジー

下北沢をおとずれた。 もう10年ぶりくらいになるだろうか。すっかりご無沙汰になっている。学生のころは下北沢は通学路で完全な日常だったけれど、就職してからは単なる通過駅になってしまっていた。その下北沢もその長い歳月を経て、すっかり変わってしま…

補陀洛渡海

和歌山の那智勝浦に補陀洛山寺という寺がある。 世界遺産・熊野三山に含まれる小さなお寺です。 いにしえのころから、多くの人々が長い過酷な道のりをたどって、熊野三山を訪れたと聞きます。補陀洛山寺は、熊野古道の大辺路、中辺路が交わる点に位置してい…

土用の豚

職場の後輩が、結婚して二人で僕の個展に来てくれました。 彼女はイスラム教徒で、結婚するにあたって旦那さんもイスラム教に入信しなくてはらないとのことでした。イスラム教では、飲酒は禁じられています。豚肉を食べることも禁じられています。旦那さんは…

ノン!

以前、スペインを旅したときのことです。初めてのスペインだったから、僕は浮かれていて見るものすべてにびっくりしていたんだけど、宿泊したホテルにも、またびっくりして。部屋は広いし、綺麗だし、泊まったことのないリゾートホテルでした。だけど、しば…

差。

「前の歯科衛生士が退職しましたので、今回から私が対応します」 歯医者に行くと、新しい歯科衛生士の女の子が挨拶をした。新しい歯科衛生士が僕の歯を観てくれることになりました。 この子がね、とてもよかったのです♪ 悪口を書くつもりはないのですが、思…

総合力

だいぶ前のこと、職場の新人歓迎会があったときのことです。 その時は、偶然アメリカのビジネスパートナーたちが来日していて、折角だから。と新人の3名に加えて急遽、彼らも新人歓迎会に参加することになりました。僕は司会を担当していたんだけど、恒例の…

夢十夜 Season3 第二夜

こんな夢を見た。 実家で父が、セミの幼虫を捕まえたと言って、実家の家の中に放した。まだ土の中に3~4年はいなくてはならないのではないか、というほど小さい。その幼虫が居間の柱に上り、よちよちと居間を一周している。やがて姿を見失ったと思ったら、…

祭りのまえ

いよいよ夏休みに入ります。 目の前に広がる「自由」という名の数日間。 凪いだ静かな大海原をながめるようなこの豊かな時間。 お祭りってのは、カウントダウンのこの時間が一番しあわせだよなぁ。 始まってしまうと、いつもあれやこれやと流れて行って、気…

今日の語録

「これはぼくにとって一世一代のチャンスなんだ。 こんな平凡なぼくに、こんなチャンスが巡ることなんて 二度と無いんだ。 人生かけても惜しくない。 すみちゃんは愛しいし、かのちゃんはかわいすぎる。 それで自分がいっぱいになる。それで自分は終わる。 …

スプラトゥーン

Nintendo SWITCHでスプラトゥーン2をやっている。 毎晩、ナワバリバトルを3戦。調子がいいときは5戦くらいやります。おもしろくてたまらない。でも、なかなかうまくならない。どこかからか狙撃されてすぐに死んでしまうし、気が付けば大きな差を付けられて…

怪談

ほぼ日イトイ新聞で恒例の「ほぼ日の怪談」がスタートしました。 毎日3話ずつ怪談がアップされています。短い話なのですぐに読めてしまう。どこぞやの怪談グランプリみたいなハードな怪談ではなくて、身近で一般的な小さな怪談なのです。が。これが結構、残…

ギリギリスタイル

FM COCOLOの「COME ON! ROCKIN' ROAD」で、近藤真彦ことマッチが、「ぎりぎりにならないとできない男=マッチ」と自らを語っていた。 コンサートのステージ前にスタイリストが用意した衣装を試着せず、ぎりぎりになって着用してみたら体にフィットしていな…

クラフトビール!

クラフトビールが気になる。 ビールが好きです。大手のビールも好きだけど、最近は「地域」とか「独自」によりこだわったクラフトビールに興味があふれて来ています。「クラフト」という言葉も、なにかあたたかいものづくりを思い出させるような気持のよい響…

音。

ずっと気になっているアトリエ近所の居酒屋に、ようやく行くことができました。 新しいお店です。10人入ったら満席になるくらいの小さなお店です。 店に入ったとき、何か特別な「違和感」を感じました。そのときは何が「違和感」の原因なのかはわからない。…

20回目の挫折

僕の人生は、サブカルチャーです。 いままで裏では微妙に認めながら、表では決して認めていなかったこの現実を、今やっと認めざるをえなくなりました。認めます。僕の人生は、サブカルチャーです。 ずっとメインカルチャーで生きていきたいと思っていました…

一呼吸おくこと。

食事をするのがとても遅い僕です。最近になって更に遅くなりました。お腹が空いていても、慌ててがっついたりすると、すぐにお腹をこわしてしまう。というか、お腹が空いている状態だからこそ、いきなり食べて胃を驚かせてはいけないのかと感じています。な…