2017-01-01から1年間の記事一覧

2017年もやテン

◆ 映画 1位 「近松物語」 2位 「雨月物語」 3位 「STARWARS ローグワン」 次点 「沈黙」 ◆ 美術展 1位 「国宝展」京都国立博物館 2位 「運慶展」東京国立博物館 3位 「長沢芦雪展」愛知県美術館 次点(多数) 「春日大社展」東京国立博物館 「北斎展」…

一年遷宮

自宅のアトリエのビニールシートをようやく全て張り替えた。 モノが減ったわけではないけれど、ホコリも汚れも無い、まっさらな、ビニールシートが張られた狭い空間を眺めていると、ようやく次の制作に向かえる気持ちが芽生えてくる。 お伊勢さんが60年に一…

僕は一人で旅に出る

熱海に行きたい。 大変有名な温泉街であり、もちろん温泉にも行きたいのだが、温泉以外の目的が、実は4つある。 ① 酒 温泉街と言えば酒である。 美味い酒を愉しみながら、 温泉につかりたい。 ② 紅白梅図屏風 ご存知、尾形光琳の国宝。 何度か見ているがい…

呪縛

スケッチブックが紛失した。 今年の旅を記録していた大切なスケッチブックである。アトリエに忘れて来たか?調べてみるがみつからない。図書館に忘れて来たか?電話してみるが無いとの回答。心当たりのあるあらゆる場所を探したが見つからない。まさか、捨て…

逃げずに。

逃げきりたい。と思う。今の仕事をすぐにでも放りだして、ひとまず2017年を逃げ切りたいと。 でもやっぱり逃げるのは卑怯です。 せめて、今、目の前にある仕事を、新年から気持ちよく出発できるよう、やれるだけやり切って、整理をして、堂々と終わりたい。 …

だから幹事はやめられない。

京都水族館貸切での忘年会が終わる。 巨大水槽を正面から上から眺めながらの酒は格別であった。........といいたいところだがいいことばかりではない。正直なところ、幹事である我々は企画が無事に終了するか、はらはらと見守っていて、あまりゆっくり酒を飲…

天啓

人間にはもともと備わった素質・素養というものがあって、それがなんらかのきっかけで外に引き出され開花する瞬間がある。 成人を迎えたころの自分は未だ、酒の美味さがわからずにいた。部活の飲み会で無理やり飲まされたり、大人であることを早く示したいが…

今日の日本酒

鳳凰美田ブラックフェニックス(栃木県小山市/小林酒造株式会社/8点) 日本酒「鳳凰美田」醸造元 小林酒造株式会社 (@hououbiden) • Instagram photos and videos ブラックフェニックスという名前と、かっこいいジャケットに惹かれる。ぐい飲みに1杯だけ…

寄贈

下記を図書館に寄贈。 「ハーモニー」伊藤計劃 「虐殺器官」伊藤計劃 「海賊とよばれた男」(上・下)百田尚樹 「ヒンシュクの達人」ビートたけし 「鈍感力」渡辺淳一 「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか」井中だちま 「美の壺 長崎の教…

日めくりカレンダー!!

2018年の日めくりカレンダーを手に入れた。 毎朝、トイレに入ったとき、1枚めくる。小さな情報であっても何か一言が書いてあるものが嬉しい。 例年、ことわざが書かれたカレンダーを使っていたが、2018は手帳の高橋が出す格言カレンダーにしてみた。 高橋書…

名前で呼ぼう。

名刺を交換したら、 挨拶が終わったら、 すぐに名前で呼ぼう。 名前で呼ぶことで、 「形式的な挨拶」は、刹那、 「実質的な関係」に変わる。 1か月かけて作られる関係が、 わずか5分で作られてしまう。 名前が引き寄せるチカラは、 言霊のチカラはまじぱない…

やりすぎニッポン。

チケットキャンプが崩壊した。 椎名林檎とUNICORNを追い続けている。 だが昨今のチケット争奪競争には、ほとんど勝てたためしがない。ライブは数年に一度のことである、取れなければチケットキャンプでもオークションでも、他の手段を駆使してチケットが取れ…

平日の水族館

平日の京都水族館は閑散としていた。 休日であれば家族連れやカップルで溢れかっているといわれる大山椒魚の水槽の前に座り込みスケッチを始める。 土の塊が幾層にも重なったように見える。 ほとんど動かない。ただ、生きている。 時折、下の層からゆっくり…

進化

ほぼ日手帳を使い始めてから、ずいぶんと長い時間が経つが、使うほどに「使い方」に磨きがかかっていくように感じている。初めて購入したころは、ただのメモ帳としてくらいしか使っていなかったように思う。だが、長い時間をかけゆっくりと、 「振り返れるも…

セットリスト

茨木美術研究所忘年会カラオケ、 たかがカラオケのセットリスト。されどカラオケのセットリスト。 1.また逢う日まで2.冬のリヴィエラ3.あの素晴らしい愛をもう一度4.夢の途中5.島唄6.襟裳岬7.あの鐘を鳴らすのはあなた □

正しい目

新しさと古さ。 広さと狭さ。 大きさと小ささ。 豊かさと貧しさ。 光と影。 世界にある全ての事物の「良さ」には これらは全く関係が無いことを、 今、改めて思い知る。□

1つの道

仕事で帰宅が遅くなった晩、近所の中華料理店で外食した。 夕食には遅い時間で、客足も引き始めていたためか、隣の席でビール片手に飲む三人組サラリーマンの声がやたらと耳に入ってくる。 おそらくこの界隈で仕事をする人間ではない。出張か、何か一時的な…

今日の一冊

「君たちはどう生きるか」吉野源三郎著 岩波文庫 兄の小学校時代に、兄の担任がしきりにこの本を勧めていたことを覚えている。母が兄に買い与えていたのを記憶しているが、その後、兄が読んだかどうかは覚えていない。しばらくの間、家にあり、自分も手に取…

天敵

スーツのズボンに穴があいてしまった。ずっと愛着していた特注のスーツだったが、作ってから長い時間が経っていた。新調するにはいいころあいなのだろう。近所の洋服の青山にでかけてスーツを購入した。かつてなかった強くて伸びる生地の商品が発売されてい…

大人と子供

毎日、新しい言葉が生まれる。湧き出してくる。誰かに話したい。枯渇することは無い。その一部をブログにはきだす。何故これほどまでに言葉が生まれてくるのだろう。それは毎日、世界が驚きにあふれているからだろう。多くの人にとって些末でどうでもいいこ…

今日の語録

「12月は人と会う月と決めている。 会いたい人、会うべき人、いろいろな人と話して、 次の年のことを考えます。皆さんもどうですか。」 「豊かって、なんでしょうか。」(H所長)

今日の日本酒

山形正宗 雄町 純米吟醸(山形県天童市/株式会社水戸部酒造/評価:7点) 水戸部酒造 うまいのですが。やっぱり僕は「まろら」の方が好きです。「まろら」を飲んでいなかったら、こちらを8点、9点にしていたかもしれない。いづれにせよ、山形の酒はやっ…

自分のために

「意地」で描くのはもう無理だなあ、と思い始めている。絵を描くと心に決めたときから「どんなにつらかろうがきつかろうが絶対に描くんだ。みんなができないことを僕はやるんだ」と強く心を戒めて描き続けてきたと思う。だけど、それを継続していっても、そ…

ほどほどの責任感

カリカリしている蕎麦屋のおばさんを、何故、給仕しているだけなのにそんなにカリカリしているのか。と以前、書いた。(※)だがそれが今の自分になっていることをはたと気づいてしまった。毎日いらいらかりかりしている。蕎麦屋のおばさんを改めて分析すると…

今日の語録

「才能と言うのは何か自分の外にあって、 それがどうかしたはずみに、 ぽんとこっちに入ってくるという気がしてならない。 僕はなんとなくぶらぶらしながらその配達を待っている。」 「簡単なエスキースを描こう。 物語をつむごう。 ささやかな出来事やささ…

さらばながら

「ながら族」という人種がいる。テレビを見ながら、本を読みながら、スマホを見ながら、食事をする。とにかく短時間で多くのことをこなしたい。そういう人をそう呼ぶのだろう。かくいう自分もながら族である。いつもテレビを見たいと思っている。けれど見る…

わさび

「増田さんのFaceBook、最近ちっとも面白くないね。」 久々に会った絵画仲間に開口一番に指摘される。ぐさっと刺さる。だが、サビの利いた鮨を食べた時のようにツーンとはしたが、その後には、清々しさのようなものが残った。いつも見てくれているということ…

貰う姿勢

ものづくりにかかわっているためか、とにかく分析をしてしまう癖がある。一体どのようにしたらこのような作品ができてしまうのだろうか。構成は?技法は?作者のねらいは?云々。どうして自分は感動したのか?云々。手にメモを持ちなにかを吸収しようと、前…

今日の一冊

「闇に香る嘘」下村敦史著 講談社 目を引く表紙デザイン。そして惹かれるタイトル。どの本屋に行っても平積みになっていて、唯々、絶賛の書店の声と共にならべられている。ミステリー小説が好きであるが、最近はあまり読めてはいなかった。惹かれるがままに…

2017流行語大賞

年末恒例の流行語大賞が発表された。大賞は「インスタ映え」と「忖度」。それはいいとして「働き方改革」がトップテンに入らなかったことに疑問。「ちーがーうーだーろー」もトップテンから漏れた。それらを押しのけてトップテンが決まったという事で2017年…