2014-01-01から1年間の記事一覧

告知

2014冬のコミックマーケットに参戦します! ★2014年12月30日(火)ブース名「架空線 別館」@東フ25b 東西を代表するラーメンを麺娘で擬人化した「麺娘い!」という本をリリースします。 いわゆる、ひとつの「麺コレ!」です。 お近くにお立ち寄りの際は、…

アーティストの姿勢

竹内まりやライブSouvenir2014@大阪城ホール。 すばらしいライブでした。 2014年の極私的ライブランキングでは堂々の1位かと。 33年ぶりのライブツアーということもあって、大阪城ホールは大盛況。最上階からの立ち見での参加となりました。 竹内まりや姐さ…

マンガノゲンバ。

自分の中で「絶対に出来る!」と信じて疑わないことがあって、 それでもやってみたら「あれ?できない?!」ということになって、 甘酸っぱく挫折して、きゅっと丸くなる。 ...といった青春的経験のようなものを、今更になってまた味わったりしている。 此度…

沈黙の酒

沈黙の酒、が好きだ。 音のない静かな酒、が好きだ。 もちろん、にぎやかな酒も好きだ。 むしろ、にぎやかな酒の方が好きかもしれない。 だけど、時折、音のない世界で酒を飲みたくなることがある。 自分はいつも酒の席では五月蠅い。そのくせに音のない酒を…

未来日記

2014年末の紅白歌合戦。 優勝は「紅」でしょう、たぶん。 May.Jが「アナ雪」歌って、 椎名林檎嬢が「サッカーJAPAN」歌って、 中島みゆきが「マッサン」歌って、 薬師丸ひろ子が「潮騒のメモリー」歌って(ちくと古い?)、 和田アキ子がしめる。 おまけにエ…

健さん、さようなら。どうもありがとうございました。□

アナログとデジタル

僕はアナログ派です。断然、アナログ派。 電子メールよりも万年筆で手紙を書くことの方が好きです。 むしろ、手紙を書く機会を自分から作るくらい、好き。 脳から手へ、手から紙へ。自分の想いが直接紙に投影されていく感触が好きだ。 絵画制作も漫画制作も…

春のマニフェスト

いつも目の前に透明なガラスが立ち塞がっている感じがする。 軽い気分で割ろうとぶつかっていっても、必ずはじき返される。 「本気」で割りに行かなくては、決して割れることは無い。 だが1枚が割れたとしても、すぐにまた次の1枚が現れる。 しかも次の1枚は…

面倒くさい日本人

いきつけの居酒屋がある。 雰囲気も良く、酒もうまい。大将も気さくだ。 だが、最近その店に足を運ぶ機会が減ってきている。 日本人はやっかいな民族だ。 地域や、季節で、旬が動く。 客は旬の動きに期待をいだき、居酒屋に足を運ぶ。 だから期待に応えられ…

捨てるために買う。

読もうと思って買った本も、 遊ぼうと思って買ったゲームも、 見ようと思って買ったDVDも、 容赦なく捨てる。 もったいない。いったい何を考えているのだ。 だが捨てる。 もちろん、買ったときには、読もうと思っていたし、遊ぼうと思っていたし、見ようと思…

増田弁

「あの人は中性だ」 自分が他人へのほめ言葉としてよく使う表現である。 感情的なことや一時的なことで、ものごとの好き嫌いや良し悪しを決め付けたりしない、おおらかな人、素直な人を指している。 酸性でもなく、アルカリ性でもなく、中性。というニュアン…

熱狂

プロ野球を見なくなって久しい。 時間が取れないということもあるが、そもそも「熱狂」があまりできない。 かつての熱狂を捨ててからは、結果よりも、むしろひとりひとりの選手のがんばりを、自分への戒めとするために見てきた。とても冷たい目で。そこには…

愉快に生きる

2014二紀展 美術講演会にて、浅井慎平氏の言葉、 「昨今、『愉快』と言う人がとんといなくなった。『愉快』に行きましょう。」 この言葉を肴に今日も酒を飲む。 「俺たちは結構、愉快にやっていると思うぜ?」という先生。 「そうでしょうか?」と返す僕。 …

みんながノーベル賞

仕事って、孤独だよね....。 かつて市展で市長賞をいただいたとき、嬉しくって職場の同僚に伝えたのだけれど。 「ふーん、よかったじゃん」 自分の興奮と他人の興奮の温度差があまりにもかけ離れていて、軽い脳震盪を起こしたものです。 が、その後、受賞者…

バランス。

「饒舌だね」とよく言われる。 これは悪い意味だととらえている。 思いは最小限のことばでしっかり伝わっていればいいと思っている。 余計なことばを重ねるほど自分の価値や品位がさがっていくように感じる。 実際今の自分の口数に対して価値のある話ができ…

たたずむもの。

小西保文先生の展覧会を拝観した。 小西先生はもういない。 でも、作品が先生に代わって全てを語ってくれた。 これからもずっと作品が先生の代わりになって語り続けていくのだろう。 そういう絵が描けたら。 公募展に出品し、市の美術展に出品し、コンクール…

感情を揺さぶるもの。

腹がよじれるほど自分を笑わせてくれるもの。 嗚咽するほどまで自分を泣かせてくれるもの。 そういう「感情を大きく揺さぶるもの」を近くに置いておきたい。 整理のつかなくなった頭の中をリセットするためだろうか。 感情を180度ひっくりかえし、揺さぶり、…

スパイラル

「仕事」にしんどくなって、新しい「趣味」を始める。 だが、その「趣味」もすぐに「仕事」に変わっていく。 そしてまたしんどくなって、新しい「趣味」を始める。 エンドレスに「仕事」ばかりが増えていく人生。そういう宿命。□

映画 「震える舌」

人生で置いてきたものはいつか必ず回収しなくてはならない。 今では自称「ホラー映画ファン」ともいえる自分ではあるが、かつては大の臆病者だった。 わざわざお金を払ってまで怖い思いをする人たちの気持ちがとても理解できなかった。 自分が幼少の頃、次々…

太陽

芸術や学問が、一部のリテラシーのある人間にだけ開かれている。 そういうものであっていいのだろうか。 いいわけがない。 これがずっと自分のコンプレックスになっている。 社会一般的な仕事に携わる人間にとって、わかる人にだけわかればいい。という発想…

3つのものづくり

恒例の秋のスケッチ合宿が近づいてきた。 そろそろ、かくし芸の準備を始めなくてはならない....。 毎年、脚本・演出・主演を一人でやってきたが、そろそろ演じることからは卒業したいと思っている。 プロデューサーになりたいんだよね、僕は。舞台裏の黒幕に…

YUKIの言葉

仕事は「やりたいこと」ではなく「呼ばれること」。 やりがいは、やりたいことではなく、呼ばれた仕事をやっているうちに出てくる。 仕事は「自分のため」にやるもの。 自分のために仕事をしているうちに、それが他人のためのものになる。□

「罪と罰」について。

グランフロント大阪にて、亀山郁夫先生の講演会「罪と罰の衝撃」を聴講。 以前からずっとお会いしたい、お話を聞きたい。と思っていたが、大阪にやってくるという情報を得て真っ先に聴講を決めた。 「罪と罰」は亀山郁夫先生の新訳でようやく読破できた。 だ…

白と黒の手帳

昼休みに携帯が鳴った。 他部署の同僚からだった。食事によびだされた。 こういうときの話題は大体、暗い。 連日続く忙殺、板ばさみ、睡眠不足、業務の不条理.....。 もはや自分がなにをしているのかもわからなくなっている。 立ち止まる時間があれば整理が…

多面体。

会社の仕事が、僕個人の仕事を見つめている。 僕個人の仕事が、会社の仕事を見つめている。 この相関が互いの仕事を戒め合っている。 ひとりですすめるものづくり。 みんなとすすめるものづくり。 どちらが欠けても自分の世界を狭くしてしまうように思う。 …

自分語録

自分の存在には価値があるのだ。と信じようと努力するよりも、 自分の存在には価値などない。と諦める方が実は余っ程健康だ。 .....寂しいけどさ。□

Tシャツコレクション。

いったい何枚あるのだろうか。......20〜30枚くらいかな。 集めることを目指して買っているつもりはない。 ライブやら美術館やらで発見したり。街で発見したり。 真っ白なTシャツはキャンバスのようで、プリントされた美しい絵柄やデザインにも惹かれ、つい…

競演。

日曜美術館。角田光代女史とヴァロットン絵画との対峙。 角田光代女史は、ヴァロットン絵画から受けた「違和感」のようなものを、小説として表現し、我々に提示してみせた。 ボールを追っていった女の子は、湖畔にたどりつき、そこで入水自殺する母親を見届…

今と今。今と未来。

「うまくいかないから面白い。」 からだの中を電気が走るような強い言葉だ。 だが果たしてそうだろうか? なんかかっこよすぎないか? 今うまくいかないシリアスを、「面白い」などと言える人間が果たして、どれくらいいるのだろう。 もしかしたら、エネルギ…

かざらない。

けっきょく、あるものしかない。 ないものは、どうしても、ない。 ないものをあるようにもがくから見苦しくなる。 あるものを、あるがままに見せるだけ。がいい。 けっきょく、かざらない。のがいちばん美しい。□