2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧
「絶対来場者」に向けて描くこと。□
ふだん自分が描いている油絵のテーマ= 「草原に佇む美しい集落と水平線」 ......を、 midjyourneyに伝えて描いてもらってみた。 これか。近いのは左下の作品だろうか.....。 で、下が私の作品。 こういうのを描いてほしかったのだけど。 ..................…
「芸術は爆発だ」 かつて岡本太郎画伯がそうテレビで吠えていたが、 今改めて、やはり芸術は「爆発だった」と確信する。 AIが絵画を描く時代である。 AIという言葉が耳に強く入り始めてから数年で、恐るべき勢いでAIが多方面に展開している。絵画を描くだけ…
阪急百貨店にでかけて、贈り物を探した。 混雑する地下店内を歩く。 人混みの隙間からウィンドウをのぞき込みながら、 ぐるぐると散策する。なかなかのパワーが要る。 ようやく、これだ!という商品を見つけて、 列に並び商品を求める。 贈り物であることを…
「ハインリッヒの法則」 =1:29:300(重大な事故:軽微な事故:ヒヤリハット) というのは、 どこにでも適用できるように思う。
外部からの意見を全く聞き入れないという姿勢は、 彼がこれまで作ってきた自分へのルールを、 死守しようとしているからだろう。 自分がこれまでの人生経験の中で作ってきた、 自分の生き方の考え方、哲学を、 第三者に侵害されたり破壊されたりすると感じた…
進撃の巨人の結末は、 「大政奉還」だったのではないか。 マーレ=夷狄に対する鎖国。 ラストのエレンの死は大政奉還を成し遂げ、暗殺された龍馬と重なる。 一気に展開していくラストで、 混乱はするわ、疑心暗鬼技師にはなりまくるわ、という感じなのだけど…
甲斐荘楠音が同級生だったら、 親友になれたかもしれない。 2枚ならぶ「横櫛」を観て、 呼吸が止まる。 隅々まで緊張感が行き届いていている。 全てが丁寧に描かれ、寸分の隙も無い。 ただものではない。 やがて彼は描くことを脇において、 映画の世界に入…
その日の午前にフロリダで開催されていたWBCの決勝戦だが、 なんとか結果を耳に入れることなく自宅まで帰り着くことが 出来た。 この情報過多の現代において、本当に奇跡! 焼き鳥を買い、ビールを開け、テレビの前に座り込む。 試合の開始から終了まで、ほ…
WBC、ワールドベースボールクラシックが 盛り上がっている。 普段スポーツはあまり観れていない自分なのだが、 せめて国民一丸となって応援できるこんな機会には、 皆で一緒に騒いで楽しんでもいいじゃないか。と、 自分をテレビに向かわせて積極的に楽しん…
小さいものが好きである。 盆栽。 神輿。 ぐい吞み。 形は小ぶりかもしれないが、 そこに詰められたされた美しさに宇宙の広さを感じる。 舞台も好きである。 世の中を切り取ったような舞台装置の中での表現は、 箱庭であり、それも自分にとって小さいもので…
趣味の文具箱2023年4月号「読者の文具箱」に、 もやまん。を掲載していただきました。(P136)□
会場を観たとき「枯れ始めている」と思った。 かつての栄光の時代に組み上げられ 強靭だった骨格が、今や脆くなり始めている。 京都で若手の日本画登竜門展をみたとき、 わき腹を槍で刺されたかのような、 不意打ちをくらったような気持になった。 そういう…
「永遠の命が欲しい」 と、言葉に出してみる。 次々とやらねばならないことが、流れ込んでくる。 永遠の命があったら、やらねばならないことを全て やりとげることができるのだろうか。 桶狭間の戦いで勝利目前、悠々自適で、ホホホと 余裕を見せていた今川…
能の「道成寺」を観た。 忙殺される毎日。 日日せかせかして、時間貧乏な自分が、 突然、「能」という、 この「呼吸を観る芸能」に対峙したとき、 まるで、登っていた梯子が突然消えてしまったような 行き場のないような感覚に陥り、落ち着かない。 やらねば…
【所感&考察】 ・イラストレーションという言葉もない時代。 世の中のトレンドを生み出し、彩り、支える雑誌もこれからという時代。 ・マガジンハウスの前身・平凡出版に親友の安西君と殴り込み。 「平凡パンチ」立ち上げに抜擢され7年に及ぶ表紙絵を担当す…
ニューノーマルな時代と言われている。 直接人と顔を合わせて対話する機会が減りつつある現在、 「自己紹介、余暇の過ごし方」という題目でオフラインの 座談会が実施されることになった。 プロジェクターで写真をうつして自己紹介をした あるメンバーのプレ…
「名探偵のいけにえ」 白井智之著 新潮社 このミステリーがすごい2023年版で国内2位。 絶賛する人が多く、装丁もかっこいいので、 すぐに購入して、読んだのだが、 期待値をすごく高く読んでしまったためか、 それほど強く刺さらなかった。 ミステリーとし…
そんなこと誰もがわかっていた。 でも誰もが知っている、気づいているけど、 当たり前すぎて誰も手を出していないことってある。 それをあえてやってみる。というのはどうだろうか。 ヒグチユウコさんのイラストレーションが出始めたとき、 そんな言葉を目に…
とても良いインタビューです。刺さる。 www.1101.com
「許せない自分をどうやって許すか」 というのが自分の人生の今の大きな課題になっている。 もしかしたら、一生和解することはないかもしれない。 僕は、自分が許せない。 30年ぶりに同窓会であった友人A君は、 吹っ切れた顔をしていた。 30年前に別れたとき…
料理を作る。とか、 買い物に行く。とか、 掃除をする。とか。 そんなことで自分は日常に貢献している。 だから自分にも価値がある。と、主張したかった。 でも、冷静に考えてみると、 そんなことは僕でなくてもできるわけです。 自分がこの世にいなくなった…
「硝子の塔の殺人」 知念実希人著 実業之日本社 優れたミステリーだと思います。 THEクローズドサークルというシチュエーションは、やっぱり好きだし、 その先にある、更にそれを覆うような驚きの結末が用意されていて、 多くのミステリーファンをうならせる…
宴会の幹事をすることが多いのだが、 最近は、飲む仲間によって、 ふさわしい店を選定しなくてはいけない、 という考え方が芽生えてきた。 自分は、だいたい「中の上」以上くらいの 居酒屋が一番好きなのである。 落ち着いた空間。美味い料理と酒。気の置け…
スーパーで300円の半額で売られていた鮨を買う。 衝動的に。 夕飯はあった。しかもリゾットが。 リゾット食べた後に寿司を食べるのか。 と躊躇する以上に鮨が食べたかった。 300円ならばちょうどいい。 それがめちゃくちゃ美味くて。 どれからたべようか。 …
誕生日を振り返る、夜。 「誕生日なのに。。」 ため息を漏らす。やっぱり、ぼやく結果となった。 その日、普段は人の少ないはずの職場なのに、 オンラインの打ち合わせをしている人間の声が フロアに響き渡り、気が散って仕事にならない。 休憩でもとるかと…
これまでの人生において、 誕生日という一日を振り返ってみると、 その一日が終わる時に、ほぼだいたい、 「誕生日なのに・・・」 とぼやいていたような気がしている。 別に、誕生日に、 他の364日に比べたら圧倒的に素晴らしい! 何をやってもすべてがうま…
「彼は、きっちりやっていた。」 という言葉の裏には、 「お前はきっちりやっていない」という含みがあった。 でも、果たして本当に彼はきっちりやっていたのだろうか。 きっちりどころか、むしろやっていなかったとすら感じる。 人は、人のどこを見ているの…