2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧
開幕まで、もう目前です。 が、まだ描いています。 まだ作品が揃っていない、ということもあるけど、それ以上に、今回は作品が揃っていたとしても、最後の最後まで描き続けて、最終的に一番良い状態のものを出すとしてます。 本当は、保険的に、作品がひとと…
「生成AI」って言葉をニュースで耳にするようになった。 NHKが定義したのか。ニュースとしての公式定義なのか。 何はともあれこれは2023流行語大賞ノミネートでしょうね。□
二人展と同時に市の美術協会展が重なっていて、そちらに向けた絵も一枚描かなくてはならなかった。 本当はこの一枚も二人展の方にに出せれば、使いまわしができるのだが、会期がもろに重なっているから、使いまわしができない。 こればかりは仕方がない。タ…
■ 視聴率や宣伝という効果や成果を重視しているテレビではなく、 糸井重里氏自信のこころからの「推し」としての食レポ。 ■ 「香りがいいんだ」が全てを表現している。 ■ 主人が亡くなり、消え入りそうなお店を、奥さんと息子がつないでいく。 「蕎麦屋のカ…
「記憶を語り継いでいくのは、本来は人です。 しかし、人はいずれ亡くなります。 人がいなくなるのであれば、あとはモノしかないのではないか。 ぼくはそう思っています。」(五木寛之「捨てない生き方」) → 残すべき「記憶」を、 消えて行く人でなく、消え…
■ 「糸井重里は、降りる」 作詞、ゲーム、埋蔵金。面白そうなところに手を出して成功を修めるながらも、 そこにはしがみつかずに、降りる。そして次へ行く。 皿回しに例えると、ほどほどのところで回すのを止めて別の皿を回し始める。 秋元康は「降りられな…
「ハイになって、灰になる」(もやまん。)
いよいよカウントダウンだ。 絵はできていない。※ が、何とかしようという気持ちは最高潮に高ぶっている。 いわゆる「ハイ」という状態なのかもしれない。 (終われば「灰」になるのかもしれない、、笑) 今、目の前にある絵は、人に見せられたものではない…
前にもどこかで書いたかもしれないが、 自分の絵はやはり「ギャンブル絵画」だと思う。 作品が良くなるかどうかが、ほぼ「ギャンブル」。 「賭け」なのである。 そもそも、そういう荒っぽい作品の作り方なんてやめてしまったらいいと思っていたが、ずっとや…
なにがつらいかって、 業務後にもう一仕事しなくてはらならないとか、体力がないとか、そういうのではない。 「おもしろくならない」というところが、一番つらい。 どんなにつかれていようが、やつれていようが、おもしろくなってきたら、しめたもの。もう追…
「今回は半分だから」 二人展として開催することで、制作の負荷は1/2になる。 楽になるから大丈夫。と思ったとたん、もう「なまける」んです。 直前までぐだぐだして、結局、2倍追い詰められている。 往生際の悪さは、通常のときと同様か、むしろそれより酷…
20年ほど前のことだ。 京都のパレットクラブという教室でイラストレーションを学んでいた。 ※この教室で体験したすべては自分の人生の中で まさに「宝物」という時間であって、 いずれきちんと整理して記録しておきたいが本日は別の話を。 この教室には「夢…
絵は、良い構成ができた瞬間、完成している。 粗削りで、絵の具を塗り込んだり、細かい作業は残しては居ても、 構成を観たときに、それが優れていたら「あ、できた」と感じる。 逆に、構成がいまいちで、生殺しのような状態の絵を、 そのまま進めても、ほぼ…
現状。 今回は1フロアのみの展示で、 現段階で制作中の作品は以下。 ①入口入って左=P10号、ペン画2枚 ②入口入って右=F30号 ③右=S20号 ④奥=F10号 残り15日。何とかする。何とかなると思う。絶対。 ただ、これらが全部「できた」となってから、 全部捨てて…
今更ですが、告知です。 全然、ととのってなんていないという.....(爆)。□
多様な人間になるためには、 多様な場所に住んでみたり、 多様な環境で仕事をしてみたり、 多様な経験をしておきたい。 長く同じ場所にとどまり続けている人は、 いわゆる心の鎖国をしていて、 どこかで仕入れた切り取られた情報だけで 世界への見方や考え方…
恐ろしいことだ。 二人展開催まで20日を切った今、 ふつうならば「ラストスパート」というところだが、 なんと「これからがはじまり」であることに気づいてしまった。(!) 今回に始まったことではない。 いつものことなんだけど、この時期になるまで忘れち…
「思考の整理学」 外山滋比古 著 ちくま文庫 本書に書かれたことは、今の自分だからこそ、実践できていることもあるし、できていないこともあって、本書を読みながらこれまでの行き方、生き方を「体系的に振り返る」機会になったが、 本来は、これから学ぶ大…
友人知人へのDM送付を完了した。 表現が悪いが「穢れを落とした気持ち」になる。 早く送らなくてはならない、と思いながらも、日々の制作を優先していて、明日送ろう、明日送ろうと思っているうちに、ずるずると時間が過ぎて直前になってしまう。 思っている…
■ 東寺は796年建立。 羅城門を中心に、東西に東寺、西寺があった。 平安京が出来、最初は寺院は東寺と西寺の2つのみ。 ■ 西寺の跡地・史蹟西寺址は、現在「西寺児童公園」となっている。 ■ 西寺が再建されなかったのは地理的に西に水害が多く、財政難もあっ…
とあるバーのような店に入ったとき、 壁に大きなディスプレイが掛けられていて、 どこかで観たような観ていないような映画が 音声もなくかけ流されているのをみると、 解放されたような気持になって、 なんだか心が躍るのです。 仲間と語りながら時折ディス…
改めて。 僕は何が描きたいのだろうか。 「バラックの美しさ」? そうはいっているが、描いている瞬間は、 バラックのことは、あまり考えていない。 できあがった作品を振り返って、 バラックを描いた。とは言っているけど、 あとで理由をつけているだけで、…
隣の芝の青を観るのではなく、 隣の芝の根を観る。 他人の生きる世界は、どれも青く見えるが、 目に見えない根の部分を見ると、 実は複雑に絡まり、入り乱れて、傷ついて、 大変なものだったりする。 青ではなくて根を観ること。想うこと。 昨年の中学校の同…
昨日の話のつづきというか。 最近は、美術と言えばずっと寺なんです。 主張をしない、静かにそこにあって、 来る人を待つというか。 そういう美術、それはすなわち日本美術、仏教美術だ。ということで、ずっと浸かり続けていたのだけど、 マティス展で、ヴァ…
マティス展と東福寺展をハシゴした。 感想として、一日に展覧会を2つ以上見るのは、あまりしない方がよい。 まざるから。 でもそのときは、今しか見るタイミングが無い。とか、 寺と教会。という、西洋と日本の文化を同時に見てどうなるかを確かめたい。とか…
できた。と思った。 誰かにみせる前に、できたと思った。誰にもみせなくてもいいとも思った。 それを「誇り」と呼ぶ。 キトラ古墳の内壁を作った人もたぶん同じことを感じたろうと思う。 誰かがみることがない世界での、自分だけに向けられた作品の完成。 20…
3年ぶりに開催された職場での宴会。 中には入社以来、宴会というものを 一度も経験していない新人もいる。 長いオンラインスタイルにかぶれていたのか、 初めは対面で話すことにややとまどう印象もあったが、 場がたたまれば、それはもう「いつもの宴会」だ…
自分がバラックに感じる感動と、 リーガロイヤルホテルのレクラ 惑星チョコレートに受ける感動は、 ほとんど同じことに気づく。□
「取材」のためのスケッチを大切にしたい。 作品を作るためには、取材が生きてくる。 作品を作るためには、絶対に必要だ。 「描きたいものを描いているか?」 .....という自分への問いに対して、 「描きたいものを描くのは、取材フェーズですべきだ」 .....…
「ここは、いったい何であろうか」 公園? 美術館? テーマパーク? ・・・どれも当てはまらない。 電車を乗り継ぎ、小田原を経て、送迎バスに揺られる。 風光明媚な水平線を臨む穏やかな丘の上にそれはあった。 江之浦測候所。 現代美術家の杉本博司氏が作…