2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

去っていくものたち

世界から人が消えた。 彼らはマイナス3次元の世界に旅立っていった。 彼らは去って行った今も目の前に存在している。 話すことも出来る。だがもう異なる世界の住人だ。 昨日の彼らではないし、もう戻ることはできない。 展覧会会場に最後に現れたアトリエの…

礼節謙譲

静かで上品なお店でひっそりと飲む。 歳とともにお酒の飲み方もゆっくり変わってきている。 飲み方はゆっくり自然に変わっていくものです。 理屈で変えていくものではないと思うのです。 先日、懇意にしている大切なお店に行くと、 髪を染めた20代前半と思わ…

変化

デザインが強過ぎてどうも使えず、 ずっと捨てようと思っていた額縁に、 ピタッとはまってしまった新作絵画。 嫌い、嫌い、大嫌い!が突然、 好き、好き、大好き!になる。 世界はいつも、 何が起きるかわからない。□

国宝に会いに行く。

橋本麻里女史の仕事が美しい。 「国宝」。 その言葉のすごさはわかっているものの、本当のすごさはどうも良くわからない。それでいて、いつかはその美を理解してみたい。 橋本女史は、そんな多くの人々の憧れや夢を、ズバリと叶えていく。 国宝の難しさを1/1…

桜の影。

満開の桜は美しい。 日本人であれば誰でも桜が大好き。 そうに違いない。と思い込んでいたのだが、 誰もが桜大好き。というわけでもないようだ。 かつて住んでいた家の前にあった桜の並木道。 満開の時期になると、花びらの掃除当番に難儀し、 桜に群らがる…

桜の光。

満開の桜は美しい。 世界中の誰もがその美しさに目をとめる。 だが日本人が感じている桜の美しさは、 外国人が感じる美しさよりも更に一歩深いと思っている。 日本人にとっての桜は日本の四季に結びついている。 そして日本の四季は日本人の人生に見立てられ…

めがね、めがね!

めがねを紛失。 といっても家の中で。 昨晩泥酔してどこかにおいて眠ってしまったらしい。 いつも置く場所に無い。どうしてもみつからない。 見えない。めがねがあればすぐ見つけられるのに(笑)。 通勤直前のあわただしい時間の中、冷汗を流しながら床に這…

見えない化。

見える化、見える化。って言うけれど。 実は、見えない化。も大切なんだよね。 見えてほしいもの。 見えてほしくないもの。 光と影。その機微。 それがわからない限り、 見える化を語るなかれ。と思うのです。□

美しい人

美しい人になりたい。 美しい人は、美しい仕事をする人だ。 美しい仕事をする人は、必ず美しい人だが、 美しい人が、必ずしも美しい仕事をするとは限らない。 美しい仕事をしたい。美しい人になりたい。□

革命家

「混沌が好き。」 意欲に燃えるプロジェクトリーダーは、 国内外の何十人もの烏合の衆が集まったプロジェクトに、 さくさくと、わくわくと、レールを引いていくのだった。 革命というほどの大げさなものではないけれど。 その手腕は大なり小なり、チェ・ゲバ…

SA・KU・RA

グリーンゲイブルズ! 嘘。 うちの会社。 毎年この季節になると、 会社がプリンスエドワード島になる。□