笑いの美学〜実践編〜

以前も書いたと思うが、今の自分は人を笑かす以上に、自分自身を笑かすことこそが重要であると思っている。
その実践として新宿のルミネTheヨシモトにて初めてお笑いのライブを見学して来た。


10組程度の芸人が次々とあらわれ、漫才やコントを演じていく。
もともとこれまでお笑いに対してそれほど強いアンテナを張っていたわけでもないので、ほとんどが初めてみる芸人ばかり。それでもそれぞれは強烈な個性をもっており、なかなか楽しませてくれる。お笑いにネームバリューは無関係である。
ただ、笑っていい場所だとわかっていても、どうも大声を出すことに抵抗を感じてしまう。そういうのをとっぱらうところから慣れていかないといかんなと感じる。


次回も見たいと感じたのは、千原兄弟ハリガネロックCOWCOW、アップダウン、ルート33くらいかな。


話は少しずれるが、修学旅行の中学生だろう集団が会場の一角を埋め尽くしていた。
いまどきの東京への修学旅行はこんなところもコースに入るのか。と驚く。
修学旅行といえば京都という自分にとって、東京に修学旅行に来るってどういうもんなんだろう。と考えてしまう。
感性の高いときに訪れる場所としては同じお金を払っても歴史とか文化の深い場所に行く方が絶対にお得だと思う。が、自分がどうだったかを冷静に振り返ってみると、結局彼らは仲間と馬鹿な話を夜通しするための「背景」があればよいわけであって、それがどこであるかはあまり重要でないのである。
前の列にいた女子中学生の集団がCOWCOWの漫才に狂ったように笑っていて、それがまた彼女らの強烈な思い出になるのだろう。
いづれにせよ、なんだかうらやましかった。ワタクシも腹がよじれるほど笑いたいのである。


しばらく月1くらいでストレス解消に立ち寄ってみたいと思っている。


次回はブラックマヨネーズを見に来るつもりである。□