すぐれた上司

 

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ミキティが、Youtubeで育児について語っていた。

 

「私はなにがやめられるかな、を探す」

 

「その子供が無事に1日眠りにつければいい

 

この人は本当に優秀な人、できる人なんだな。と素直に思った。

 

これは、サラリーマンの職場にもいる「優れた上司」の言動とほぼ同じである。

 

優れた上司には余裕がある。

優れた上司はアウトプットのところだけを、しっかり見ている。

そしてそれ以外のところは、部下の裁量に任せている。

本人にとっても、程よく手を抜いているから、疲れないというメリットもある。

どうしても大切なところを見極め、そこのみに力を注ぎ、それ以外は手を抜く。

優れた上司は、その切り離し方が絶妙である。

 

ミキティは、育児という仕事の中で、優れた上司としての仕事がしっかりできている。

きっと、頭がいい人なんだな。なにをしてもしっかりできる人だと思う。

 

対して、できない上司ってのは、部下を信頼できず、任せられず、全ての打ち合わせや、部下の作業のやり方まで監視して、干渉して、「やり方が違う」「自分の言うとおりにやれ」と口を出してしまう。

そんなの、部下にしてみれば、息が詰まってしまう。それほど信じられないなら、じゃあ一人でやったらいい。という気持ちになる。部下の心は離れていくばかりだ。

 

せめて、まかせられるところだけを任せて、どうしても任せられないと思うところは、自分でやるという折衷案。それができれば、優れた上司にはなれるだろう。

 

どの世界も同じだ。仕事にせよ育児にせよ、人間であれば誰であっても、できる人、余裕のある人と仕事をしたい。□