自分の才能を信じること。
自分の才能は疑わなくていいです。
描けている段階で才能があるんだから。
足りないのは技術で、技術は習得できるものです。
才能を信じて技術を疑え、と言っています。
才能という言葉に振り回されないほうがいいですよ。
やりたいと思って一本作品を残せたら、
もうそれで才能として必要なものは揃っています。
失敗作をあえて作ってみることも大事ですよね。
まあ、普通の人は「あえて」じゃなくて結果的に失敗作になるのですが。
失敗する恐怖よりも描いてみたい気持ちが先にあれば、
上手くいこうがいくまいが作品って作れますよね。
その段階で才能は十分です。(鶴田謙二)