★私生道

つまるところ、

自分は、人のために何かをしたいのだと思う。

 

自分が携わっている仕事が、

どこかの誰かのためになっていたらと願う。

 

大きくなくてもいい。小さくてもいい。

それが確実に、

どこかの誰かを楽しませたり、

喜ばせたりできていることが確信出来たら、いい。

 

誰もが先生のスケッチに足を止め感嘆の声をあげる。

 

子島さんの作品に「私ファンです」という植乃さん。

 

蓑部さんの作品に「大好きです」という子島さん。

 

そういう仕事を自分はできているのだろうか。

 

そういう仕事を自分は残したい。

 

ボランティアではない。

自分しかできない仕事で、世界の誰かを救いたいのである。□