つまるところ、
自分は、人のために何かをしたいのだと思う。
自分が携わっている仕事が、
どこかの誰かのためになっていたらと願う。
大きくなくてもいい。小さくてもいい。
それが確実に、
どこかの誰かを楽しませたり、
喜ばせたりできていることが確信出来たら、いい。
誰もが先生のスケッチに足を止め感嘆の声をあげる。
子島さんの作品に「私ファンです」という植乃さん。
蓑部さんの作品に「大好きです」という子島さん。
そういう仕事を自分はできているのだろうか。
そういう仕事を自分は残したい。
ボランティアではない。
自分しかできない仕事で、世界の誰かを救いたいのである。□