ほぼ日の學校ノート 西成活裕先生

 

西成活裕先生(数理物理学者)

 


純粋数学は、やめろと母に言われ。応用数学を求めるが国内には土壌が無く。

 東大はやりたいことを2年先延ばしにできる猶予期間があり、

 航空宇宙工学科に進み、数学を志す。

 

・水や空気の流れ(流体)の研究は誰もがやってしまっていた。

 そこで車や人、引いては体の中のたんぱく質にまで「流れ」があり、

 うまく流れていないところに課題を見つけ「渋滞学」を始める。

 

急がば回れが概ねの答え。

 

微分積分は人類の宝。

 サグラダファミリアが、モノとしての建造物の宝ならば、
 微分積分は、思考の建造物としての宝。

 

微分=細かく分ける。積分=積もらせる。

 業務でも目標を「単位」の目的に細分化して、積んでいくのがよい。

 

・うまくいっていない事業は、だいたい渋滞をしている。

 6~9割くらいの匙加減で、削ってみる(急がば回れ)とうまく回ったりする。□