久しぶりにマンガにはまっている。
荒木飛呂彦著「Steel Ball Run」である。
面白い。荒木飛呂彦はやはり鬼才中の鬼才である。
最近仕事が忙しくて外に出られなくなっているストレスのはけ口に、ふと単行本1巻を買ってみたのだが、面白くて止まらなくなり、どんどん買い進んでいる始末だ。
本作はJOJOシリーズを読んでいない人も楽しめるように工夫されているが、知っているとついうれしくなってしまうギミックがたくさんある。
とくに登場キャラクターの多彩さは見事だ。
時代背景も舞台設定も全く違うのにもかかわらず第一部で活躍したDIOが登場したことにニヤリとしてしまう。
昨今、いろいろなマンガ雑誌が創刊され、作家は増え、どれを読んでいいのかわからないような、いわゆるまさにマンガ群雄割拠時代に突入しているが、やはりそんなものの中でも荒木飛呂彦はひときわ鋭い光を放っている存在である。
このまま最新17巻までとまらずに一気に読み進んでしまうことだろう。□