★前へ出る

 

目先の面倒から逃げることが将来、何十倍もの面倒になってしまうことがある。

 

ことがある。というより、ほぼ必ず。と言った方がいい。目先の面倒から逃げたら、間違いなく、将来より大きな面倒になって跳ね返ってくる。

 

目先の面倒から逃れたい。

 

それは、今すぐ楽を手に入れたい。という安易な気持ちから、ぼくらがつい手を出してしまう大いなる災いの始まりである。

目先の楽に手を伸ばすと、将来、それがが何十倍もの苦になって返ってくる。麻薬のようなものだ。

 

前へ出る。

 

今、面倒なことが目の前にあっても、安易に退くと、結果すべてを退くことになって、取り返しのつかないところまで堕ちて行ってしまう。

目先で嫌なことがあっても、退かず、先ず「前へ出る」。

一瞬しんどいかもしれないけれど、実はそれが将来、風通しがよくなっていくのである。

いつも正々堂々としていられるために。

まず、前へ出る。結局それが一番だと思う。□

食パン!

 

朝は食パンを食べます。

 

冷凍していたパンをトースターで3分。
ほどよくこげて、おいしく出来上がります。

近所のスーパーでは、賞味期限切れ直前の食パンが5枚で44円。
毎朝8円程度!合わせてバナナやらヨーグルトを食べても毎朝70~80円程度に収まります。
おそるべきコストパフォーマンス。

安くても十分美味しい食パンだけど、最近「高級食パン」というものをよく目にします。

こんな店を発見しました。(以前からあったのかもしれないけど)

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銀座に志かわ


パン屋ならば、カレーパン、メロンパンやらホットドックなどいろいろ取りそろえているものです。
それを「食パン」!!と言い切ってしまうこの豪快さに目を奪われ、勢いあまって飛び込んでしまいました。

店内には二人の店員。
一人はレジに。もう一人は食パンの入った袋を持って立っています。

「当店では800円の作りたて食パンのみを扱っております」

棚には紙袋に入った食パンが並んでいる。他の商品は無し。
レジの店員に代金を払うと、横にいた店員からパンを受け取る。
その間、わずか60秒。

シンプルすぎる.......。

ここまでシンプルにするのならば、自動販売機にしてしまってもよいのではないか。
とすら思ってしまった。

800円の食パンは、たしかにやわらかくて歯ごたえもよく44円のパンとは圧倒的な違いがありました。確かに美味しい。冷凍にしても美味しい。
包丁でスライスしたら10枚くらい。いつも食べているパンの10倍くらいの価格です。

最近、すっかり主夫化した自分は、日々メリハリを持たせながら、たまには高級食パンもたびたび導入していこうと感じた次第である。

それにしても800円のパンにひるむって。本当に主夫だな。というか小市民か。□

制作日誌


会場に入った途端、目に真っ赤な空間が飛び込んできた。

 

赤い糸である。

 

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巨大な空間のそこここに置かれた針金のボートから、無数の真っ赤な糸が紡がれ、天井までの空間を覆いつくしている。

現代美術家・塩田千春の空間美術である。

会場に入ると誰もが息をのみ、とっさにスマホを取り出し撮影を始める。

一瞬で観覧者を異世界にいざなう。

圧倒的な空間美術である。

入口からすっかりノックアウトされた我々は次の部屋から、こんな空間を生み出した塩田千春のここにたどり着くまでの過程をたどっていくことになる。

学生時代に描いた1枚の油絵をもってして、絵画制作を卒業する。

絵を描くよりも、自分自身が絵になる。という発想に至り、自身の体を使ったインスタレーションへと表現手段をシフトさせていく。

素っ裸になって土手を転げ落ちたり、浴室で泥水をかぶり続けるなど、一見、恐ろしさや不気味さを感じる表現が続く。

表現というものの源は、ただの狂気なのかもしれない。

見る人にとってはそんな狂気を異常や不気味にに感じるだろう。

表現をすること自体が、すでに普通ではないのだが、それでも続けていくのである。

見返りがなくても、狂っていると思われても、孤立してでも続けていく、表現のための表現活動。

多くの人は、そんなことを続けられはしない。一度や二度なってみたとしても、いろいろな理由をもって次々にやめていくのだろう。だが、それでも継続をしているうちに、それは社会的な評価につながっていき、さらにやがては、一般人の承認を得るまでに至るのである。

入口にいきなりあらわれた塩田千春の「赤い部屋」はそれまでの過酷で孤独な果てしもない表現の先にようやくたどり着いた、突き抜けた芸術なのだと感じた。

社会はいつも僕らをフィルタしている。多くのものは切り捨てられていく。
だけどそのフィルタにも落とされない稀有な人間が生き残り、誰も到達できない表現にたどり着くのである。

学生時代に早くも絵画表現に見切りをつけ、永い表現活動の果てに、自分にとって最適な表現手段である「糸」にたどり着いた塩田千春を見て、「自分にとっての最適な表現とは何か」を、今改めて考え直す機会となった。

本当に絵画表現が僕にとっての最適な表現手段なのだろうか。

今、改めて見つめなおしてみたい。□ 

今日のゲーム

 

かつて、ご近所さんとは家族のようなものだった。


お互い自宅の鍵は開けっ放しで、垣根越しにたわいもない話をしたり、作りすぎたおかずを交換しあうような関係であった。

それから時代が流れ、ネットによって国籍すらも越えた新しい人とのつながりが生まれたものの、より身近なご近所さんとのつながりは「何する人ぞ」になって、すっかり遠いものに変わり果てた。
さらに、国内の思想すら二極化されて、民族も分断される時代となった。

対して、日本では立て続けに起こる災害による絆の再認識や、スポーツをきっかけとした一体感の再認識のようなものがあって、僕らはこの20年で失われていったつながりが、やっぱり失われてはいけなかったものだというのを思い出したりもした。

 

そんな僕らが忘れたものを取り戻すことをゲームにできないか。


PS4小島秀夫氏の新作「DeathStranding」の開発のスタートはそんなことだったのではないか。

 

「分断された拠点間に荷物を運び届け、それらを結ぶ。その中に”絆”を再確認する。」

 

いうなればそれだけのゲームである。

そこに敵を配置してゲーム性を持たせたり、世界が分断された理由を死者の世界の何者か。というフィクションとしての意味付けをしているが、エッセンスは「絆」のゲーム化である。

ひとことで語れるシンプルでわかりやすいコンセプトに、潤沢な映像技術を載せて磨き上げる。

まだプレイ開始して数時間程度ではあるが、物語、ゲーム性、システムといったものがどれも1つの目的「絆、一体感」に向いていることを見て、すげな。と感激している。

複雑なようでいて、今なおファミコンゲームのシンプルさを感じさせるのである。

やっぱり小島秀夫氏はすごい。

なかなかプレイする時間がとれないが、こつこつとアメリカ大陸横断を目指したい。□

 

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DEATH STRANDING!!

 

買うつもりはなかったのです。

 

その日、なんだか小さなミスが続いてちょっと凹んでいました。

至急、父と母に送った手紙が10円不足で戻ってきてしまったり、

レンタルしたコミックの返却をし忘れてしまったり、

クーポンがあったのに定価でビデオレンタルしてしまったり、

極めつけは、映画無料のチケットがあったので映画館に出かけのだけど「この劇場では使用できません」と入口で断られてしまったり.....。

1つ1つはどうでもいい小さなミスなんだけど、重なるとこれがなかなかのダメージになるものです。

映画館には、かなり無理をして出かけたんだけど、入口で断られてしまって、突然目の前の予定が真っ白になりました。
まあ、映画は無料であれば観たいな、くらいのものだったので、では料金を払って観よう。とは思いませんでした。さらに、ちょっと疲れ気味で眠かったので、もしかしたら映画館に入っても、熟睡していたかもしれません。

ならば! 久々に街を目的もなく、歩いてみるか。と空白の時間を街散歩にスイッチしたのでした。

これがはじまりだったのですね。
たどり着いたのはヨドバシカメラ。テレビゲームのコーナーになんとなく向かったのです。


PS4「DEATH STRANDING」本日発売!!

 

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次々と客が来てはそのゲームを手に取ってレジに並んでいました。
メタルギアシリーズの小島秀夫クリエイターが新たに発信する今年最大の話題作の発売日だったのです。
買うつもりはなかったのです。
未だ遊べていないゲームは山積しているから、とても手が出せる状態ではなかったし。
だけど、この日のゲーム売り場の雰囲気がもう「小島秀夫新作キターーーーーー!!」状態になっていて、まるでその狂気がフロア全体に伝染するかのようなものものしい雰囲気になっていたのでした。

そしてその勢いに流されて「買う?買っちゃうか?買おう!!!」とついに買ってしまった「DEATH STRANDING」なのであった。

ゲームを発売日に買うのは本当に久しぶりです。

最近は何か新しいものが出ても「いつかやる」という感じで、たいていは先送りだったのだけど、久しぶりに時代に乗れた感じがして、なんだかこの買い物はとても僕を癒したのでした。
その日の小さなミスがこのお買い物1つですべて消し飛びました。

ちなみに肝心のゲームですが、自宅に帰り早速プレイ。オープニングから少しだけ遊びました。

すごい......!の一言です。

クトゥルー神話か!?
オープニングからいきなり、クライマックスのような怖さ。
死の世界の門が開かれて、人類が死の世界に支配されているような物語?
ひとびとが都市にこもり外に出なくなってしまった時代に、都市と都市の間をアナログで物を運ぶことを生業とした男のストーリーのようです。

プレイの近況はまた書きたいと思います。これは最後までやり遂げたい。2019年最大の話題作です。□