日本の中心で武士道をさけぶ

大河ドラマの「新選組!」を見ている。


おもしろい。が、なんか違ーう。


あの近藤勇は「ウソ」でしょう。だって、近藤勇が実際にあの性格だったら、芹沢鴨よりまっさきに土方歳三に殺られてると思うのだ。


大河ドラマって、主人公を「まっすぐで正しいキャラクター」として描く癖(というか制約?)があるみたいです。でも近藤勇にはそういうの適用不可だと思います。ワルだもんね。もろに。ただのワルじゃなくって狂ったワル。狂信的なワル。でも、そういうところこそ、すごく好きなんですけど。


そろそろ池田屋騒動が放送されるみたい。池田屋といえば、祇園祭です。
気づけば宵山ももう間近。
この時期になると夏が来たんだなと感じます。
明かりを灯した山鉾の下、コンチキチンの音に耳をすましていると、百うん十年前に頭がトリップして、この日この地で本当にあの大騒動があったのだ。と実感します。そのたび何か感慨深いものがこみあげてきます。


京都って本当に深い。行く度に新しいエネルギーが流れ込んでくる。
そのエネルギーに惹かれるように、今年も祇園祭に足を運ぶ。□