地獄に乾杯。

毎日が地獄です。
本当によく生きているなと思う。
だけどよくよく考えてみれば、
これは自分で選んだ地獄なのである。
しかもわざわざ自分のお金を払って。
自ら地獄を志願しているのである。
馬鹿なのか、俺は。大馬鹿です。

だけどニコ・ロビンの名言。

「好きなの、スリル。」

誰もがそれぞれ生きているフィールドで、
多かれ少なかれ地獄やスリルというものを
求めているのではないだろうか。
蜘蛛の糸の争奪を見苦しく繰り広げるカンダタのように
わざわざ転落した地獄から這い上がろうとしている。
「やめたきゃ、やめるがいいさ」自分を突き放してみる。
やめればたくさんお酒が飲めるしテレビゲームもやり放題。
アニメも漫画も見放題だ。しあわせ絶頂ではないか?
だがここもまた地獄なのであった。
なまけものの自分を見ることは地獄以上の地獄ですよ。
この地獄の良さは「なまけものの自分を見ずに済む」
ということなのかもしれない。結局、この地獄しかない。

地獄に乾杯。□

THE BIRTHDAY

いよいよ本日NintendoSWITCHの発売日です!

欲望に走らない。物欲を転がす。をポリシーと
している自分だが、これは例外(笑)。
というか唯誕生日に非日常が欲しかったのです。
....というわけでヨドバシカメラへ突っ走る。

 

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店内はものものしげな雰囲気である。
待ってましたと解禁された寄生グッズの数々を抱えた
NintendoSWITCH予約者専用の行列が10メートルほど
のびている。
予約者ですら手に入れるのに数十分かかる有様だ。
いつもはこちら側にいない自分。
なんとなく見える景色が晴れやかだ。これが勝利の景色か。
で、手に入れました!

 

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箱が小さい!なんとかわいい箱であろう。
Appleよ見れ!日本にNintendoありじゃ!」
という挑戦状的な叫びを感じます。

 でもね。遊ぶのはもうちくと先になりそうです。
個展乗り切らないとね。しばらくは箱眺めて楽しみます...。□

今日の聞きまつがい。

かつてとんでもない勘違いをしていたことがある。

ユーミンの名曲「春よ、来い」をこともあろうに、
源氏物語の歌だと思い込んでいたのである。

歌詞に、

「今でも返事を待っています」

というフレーズがあるのだが僕は、

「今でも源氏を待っています」

と聞きまつがいをしていたのである。
しかも94年のリリースから20年以上ずっとです!!

寒さと暖かさの揺れ動く境界。
出会いと別れの緊張や切なさ。
それらを彩り散っていくソメイヨシノ
日本人が誰もが共感するそんな揺れ乱れる
春のひとかけらが、見事に旋律に定着されている。
「春よ、来い」は間違いなく日本を代表する名曲です。

でもね。勘違いが晴れた今ですら、なお源氏物語の歌で
いいじゃないか。そうであってくれ、というくらい
思い込んじゃっているのである。
いいじゃないか、源氏物語の歌でも。だめ?

今年の桜開花予想は東京=3/22、大阪=3/28だそう。
いよいよ春が見えてきました。春よ、来い。□

今日の一冊

漫画「波よ聞いてくれ沙村広明

おもしろいです。
札幌を舞台に地方ラジオ局の仕事に巻き込まれていく主人公ミナレさん。
札幌のにおいをしっかり感じるし、キャラクターもとても魅力的です。
おそらくドラマ化またはアニメ化するね。その前に先ずは漫画大賞だ!!

 

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人喰いの大鷲トリコ

「人喰いの大鷲トリコ」をクリアした。

素晴らしかった。
光が。空が。風が。触感が。躍動感が。
上田文人というクリエーターの頭の中は
どうなっているのだろうか....。

ゲームの付録「Fumio Ueda Material Book」。
ここに上田文人氏の制作に対する姿勢や、
彼の頭の中を垣間見るヒントがある。
ゲームをやり終えた今改めて目を通している。

銀河鉄道999」や「風の谷のナウシカ」に
強い影響を受けたという上田文人氏。
今なお、幼い頃の自分に強い影響を残した
これらの作品を観るたびに、
あのころの感謝や憧れに引き戻され、
制作へのモチベーションを取り戻すという。

多感な時期に受けた衝撃は一生残るものだ。
その時に受けた衝撃を、今度は自分が生み出したい。
そのために今があるのだという姿勢、そして信念。

形骸化しかけた毎日を初心に引き戻す。

僕も、絵描きの片割れとして、
ものづくリストの片割れとして、
上田文人氏のネイルの垢を煎じてドリンク!だ。□

今日の日本酒

獺祭 等外
山口県・岩国市/旭酒造/評価:10点)

獺祭の蔵元|旭酒造株式会社

今や屈指の日本酒ブランド・旭酒造の獺祭。
日本酒を飲まない人ですらその名を知らない人はいない程の名酒です。
「獺祭?確かにすごいけど名もなき名酒はもっとたくさんあるぜっ!」
...と、叫んでいたひねくれものの僕だけれど..........。
やっぱり目が離せないのです。
等外とは、規格外の山田錦を使った酒とのこと。
所謂「アウトレット」なのです。なのですが......!なのですがっ.......!!!
うまい!!圧倒的にうまい!!のです。
僕の舌では一体何が等外なのかがわからない。圧倒的に美味い。大吟醸です。
認めたくない。でも認めざるを得ない。矢張り素晴らしいのです、獺祭わ!□

 

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