孤高の人

真冬にも関わらずコートを一切着ない先輩がいる。

昨年の冬に飲みに行ったときにスーツだけで歩く
姿を見た記憶があったが、
今年になり先日、飲みに行ったときもやはり何も
羽織っていなかった。
改めて問いただしてみると、
「着ないと決めている」とのこと。
更に、着ないと決めてからはまったく風邪を
ひかなくなったとも。

寒さにくじけ、ヒートテックにマフラー、コートを
身に着けても、寒い!と叫びまくっている自分には
最早到底真似はできまい。
小さなこだわりなのかもしれないけれど、ちょっと
かっこいいなと思ったりした。

人にはそれぞれなんらかの自分を突き動かす信念が
ある。それが自分だけのものであり、
誰にも真似できるものでないほど、
それは「価値」となり「孤高」になる。

どんな小さなことでもいい。
自分だけの強い信念を持ち磨き続けたいものである。□

今日の日本酒

雪男 発砲にごり純米酒
新潟県魚沼市/青木酒造株式会社/6点)

鶴齢 青木酒造株式会社 新潟県魚沼産・日本酒


越後湯沢で発見したかわいいジャケット。
またもジャケ買いです。
雪男はいつもジャケ買いをしてしまう。
999の車掌さんみたいだ。
要冷蔵。おそるおそるふたを開けたら、
どしゅぅぅ!と酒が噴き出してきた。
慌ててふたを閉め直す。びっくりした。
白く濁っている。
グラスに注いで一口。シュワッと炭酸と
辛みが混ざり合う。
ジャケットや白く濁る酒のイメージに
ぴったりとあった感触。
豪雪の新潟で屋根に降り積もるの雪を
すくってグラスに入れたようなお酒。
新潟は雪もお酒でできているのではないか。
そんなことを考えてしまった。雪男、LOVE。□

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コストパフォーマンス

年々お酒が好きになって、居酒屋が好きになって
こだわりがエスカレートしていた。
10年ぶりに再会する同僚との飲み会の幹事をする
ことになって、前々から気になっていた北新地の
店を予約した。こだわりの店であった。
ところが同僚はその店を喜んではくれなかった。
(ように感じた)
出てくる料理は割烹に近い。量より質という感じ。
お酒はいろいろな銘柄があったが1つ1つが高く
勢いよく飲むことはできない。
彼らが期待するのはコストパフォーマンスだった。
料理や酒の質よりも量が優先であった。
久々の再会を馬鹿騒ぎで彩りたかったのだと思う。
2時間正座をくずすことなくじっと音も立てずに
飲む酒のようなものだった。
企画をした自分も居心地が悪くなりなんだか
申し訳ない気持ちにさいなまれてしまった。
求めるものは人によって全くちがうのである。
旅も居酒屋もその場その人に合わせてベストな
企画を組みたいものです。まだまだ道半ばです。□

最近、僕が始めたこと。

最近僕が始めたこと。

「1日にタイトルをつける」。

これがなかなかいい感じです。

夜、眠る前にほぼ日手帳を開き、
一日を振り返り、その日にふさわしい、
その日を象徴するタイトルを書きこむ。

一日にタイトルが有ったか無かったかで
その一日の充実を感じることが出来る。
また、あとから振り返ったときにも、
その一日を瞬時に思い出すこともできる。

もし、そんな一日でなかったとしても、
タイトルがつけられるような充実を
次の一日の中に探すようになるように思う。
毎日、タイトルをつけるにふさわしい
一日を目指すことが、これからの毎日に
元気を与えるような気がするのです。

みんながあっと驚くような
すごいタイトルの毎日をすごしたい。

そしてそんな日日をいつかここで紹介できれば
と思います。□

夜と父と朝と母。

僕にとって、夜は父であり、朝は母だった。
ある日、自分の中に父と母がいることを、
はっきりと気づいた。

夜が好きだ。
いつまでもその1日にしがみついていたい。
夜になると元気が出る。やる気が出てくる。
ワクワクしてくる。
その1日の残された数時間が最も輝いた時間
に感じる。このていたらくが「父」だ。

朝が嫌いだ。
朝はあの夜の天国から一気に僕を奈落の底へ
突きおとす。しっかり起きよ。まじめにやれ。
自分の中にある良心が体を叩き起こす。
その厳しさが「母」だ。

これまで距離を置いていた夜と朝だったが、
ここでひとつの和解をしようと思う。

「夜、少しだけ早く眠り、
 朝、少しだけ多く眠る。」

夜にしがみつくことを緩め、朝の厳しさを緩める。
もっとできる気がする。だけどまずはここから。
働き方。生き方の改革を始めてみたい。□

怖い顔。

2018年も早くも1ヵ月が終わろうとしています。
こんな調子が12回続くともう2019年なんだよね。
本当に早いものです。
この1ヵ月を振りかえると、すごく充実していて、
あれ、こんなに楽しかったっけ?と思えるほど。
特別に楽しい出来事がなくても、
ただ日日が楽しいな。と思えたのです。
たぶん歳も関係があるのではないか。
これまではどうでもよかった1つ1つがすごく
大切に感じられるようになったというかね。
雑草が花を咲かせているだけでびっくりしたり、
極端な話、風が吹くだけで感動したりしてる。
感動のコストパフォーマンス上がってますね。

ただね、いつも眠る前その1日を振り返るとき、
悔やまれるのが「短気」。
感動の感度が上がるとともに、気の短さも一層
短くなってきているように思います。
なんだか毎日イライライライラしてる。
社員証の僕の写真をみたかつての上司は、
「怖い。怒ってる。絶対声かけたくない顔だ」と。
自分では抑えているつもりでも出てしまっている
のでしょう。正直とても深刻です。
そのうちみんな僕のもとから離れて行ってしまう
のではないか....。

カルシウムが足りないのかな。もっと牛乳を飲もう。□

今日の語録

「頭の中には何もない。
 頭の中にパッと浮かぶ音楽というのは自分にとってフレッシュじゃない。
 自分も想像しなかった音楽が作れてきているという気持ちを探しながら
 曲を作る作業をしている感じ」中田ヤスタカ氏)

「AIが作る曲は聴いてみたい。
 絶対に他では不可能なものに魅力を感じる。
 コンピュータミュージックをやるからには
 コンピュータミュージックでしか
作れない音楽を作りたい」中田ヤスタカ氏)