2015-01-01から1年間の記事一覧

ニッポンの女子!

祇園から七条に向かうバスの中で、 和服の美しい女子が2名座っていた。 ああ京都だ~。ほっこりするなぁ~。 と思っていたのだけれど。 やがて彼女らは韓国語を話しだすのだった。 .................韓国人かいっ! (いや、全然かまわないのですよ、 かま…

去っていくものたち

世界から人が消えた。 彼らはマイナス3次元の世界に旅立っていった。 彼らは去って行った今も目の前に存在している。 話すことも出来る。だがもう異なる世界の住人だ。 昨日の彼らではないし、もう戻ることはできない。 展覧会会場に最後に現れたアトリエの…

礼節謙譲

静かで上品なお店でひっそりと飲む。 歳とともにお酒の飲み方もゆっくり変わってきている。 飲み方はゆっくり自然に変わっていくものです。 理屈で変えていくものではないと思うのです。 先日、懇意にしている大切なお店に行くと、 髪を染めた20代前半と思わ…

変化

デザインが強過ぎてどうも使えず、 ずっと捨てようと思っていた額縁に、 ピタッとはまってしまった新作絵画。 嫌い、嫌い、大嫌い!が突然、 好き、好き、大好き!になる。 世界はいつも、 何が起きるかわからない。□

国宝に会いに行く。

橋本麻里女史の仕事が美しい。 「国宝」。 その言葉のすごさはわかっているものの、本当のすごさはどうも良くわからない。それでいて、いつかはその美を理解してみたい。 橋本女史は、そんな多くの人々の憧れや夢を、ズバリと叶えていく。 国宝の難しさを1/1…

桜の影。

満開の桜は美しい。 日本人であれば誰でも桜が大好き。 そうに違いない。と思い込んでいたのだが、 誰もが桜大好き。というわけでもないようだ。 かつて住んでいた家の前にあった桜の並木道。 満開の時期になると、花びらの掃除当番に難儀し、 桜に群らがる…

桜の光。

満開の桜は美しい。 世界中の誰もがその美しさに目をとめる。 だが日本人が感じている桜の美しさは、 外国人が感じる美しさよりも更に一歩深いと思っている。 日本人にとっての桜は日本の四季に結びついている。 そして日本の四季は日本人の人生に見立てられ…

めがね、めがね!

めがねを紛失。 といっても家の中で。 昨晩泥酔してどこかにおいて眠ってしまったらしい。 いつも置く場所に無い。どうしてもみつからない。 見えない。めがねがあればすぐ見つけられるのに(笑)。 通勤直前のあわただしい時間の中、冷汗を流しながら床に這…

見えない化。

見える化、見える化。って言うけれど。 実は、見えない化。も大切なんだよね。 見えてほしいもの。 見えてほしくないもの。 光と影。その機微。 それがわからない限り、 見える化を語るなかれ。と思うのです。□

美しい人

美しい人になりたい。 美しい人は、美しい仕事をする人だ。 美しい仕事をする人は、必ず美しい人だが、 美しい人が、必ずしも美しい仕事をするとは限らない。 美しい仕事をしたい。美しい人になりたい。□

革命家

「混沌が好き。」 意欲に燃えるプロジェクトリーダーは、 国内外の何十人もの烏合の衆が集まったプロジェクトに、 さくさくと、わくわくと、レールを引いていくのだった。 革命というほどの大げさなものではないけれど。 その手腕は大なり小なり、チェ・ゲバ…

SA・KU・RA

グリーンゲイブルズ! 嘘。 うちの会社。 毎年この季節になると、 会社がプリンスエドワード島になる。□

十人十色 草稿

NHK「ドキュメント72時間」に 目が釘付けになりました。 真冬の秋田。 漁港前に設置されたうどんの自販機。 人々はたとえ猛吹雪の日であっても、 うどんを食べにその自販機に集まってきます。 人々は日日それぞれの厳しい人生の合間に、 まるで息継ぎをす…

願い

「画伯」ではなくて、 「絵師」と呼ばれたい。□

語録

「記録する」のではなくて、 「記憶する」のが良いみたい。□

告知

第5回 増田力也展を開催いたします! お近くにお立ち寄りの際は、 是非お気軽にご来場ください。□ -------------- 記 --------------- ◆日時: 2015年4月21日~4月26日 11:00~18:00(最終日は17:00) ◆会場: 於 京都 アートスペース東山 入場無料 -------…

ピリオド

自宅マンションの向かいの部屋の住人が 去っていった。 丁度5年ほど前、自分がこのマンションに 引っ越してきたころ、彼も引っ越してきた。 一言でいえば、学生。 二言でいえば、ちょっと悪い方の学生。 連日連夜、いろいろな色をした髪の若い男女が集まり …

自転車通勤のてつがく。

1. 若者が、ものすごいスピードで僕の自転車を 追い越して行った。 とてもついていけない速さ。 しかし、ちんたらと進んでいった先の赤信号で、 彼は立ち往生していた。追いついてしまった。 人生、差なんてそう簡単につくものではない。 一時的に駆け足を…

挨拶

「お疲れ様です。」じゃなくて、 「お元気様です。」が良いみたい。□

生理。

ものづくりは 「理屈」ではなくて、 「生理」でなくては。 今日「生理」で1枚の絵が出来た。 個展会場での反応がとても楽しみです。□

安西水丸先生

日曜美術館で、安西水丸先生の特集をしている。 水丸先生には、イラストレーション学校時代に しょーもない絵をたくさん見ていただきました。。 「君たちは若すぎる。早く歳を取りなさい。」 技術を超越したアドバイスに戸惑った記憶があります。 あれから僕…

夢十夜 「第七夜」

こんな夢を見た。 アトリエで絵を描いていたら、突然の来客があった。 「よう、元気に描いてるか~」と威勢のよい挨拶で入ってきた男。 「あ、ピカソさん。ご無沙汰してました、お元気ですか?」と先生。 驚いて振り返ると、そこに立っていたのはパブロ・ピ…

分類

「沈黙」には2種類あると知る。 (1).話題がなくて空気が止まっている状態 (2).話題があるが頭の中で整理している途中の状態 (1)は積極的に話したらいい。でも、(2)は待ってあげないとならないのだね。 人の心情も読みながらお話しをしていきた…

美しい、狂。

吉川晃司が、左足を骨折した翌日にライブを決行した。 阿部真央は、妊娠中でもライブツアーを決行する模様だ。 ........狂っている。 だが彼らの「狂」は、頼もしい。 わが身を犠牲にしてでも、多くの人を喜ばせていきたい、 とする「狂」の美しさに震える。…

諸刃の剣

ぼくはコーヒーが飲めない。 飲むと体調が悪くなることが多い。というかほとんど悪くなる。 胃の具合が悪くなったり、耳が遠く感じたりするようになる。 カフェインがききすぎるのでしょうね。きっと。 けれど最近、適量のコーヒーをゆっくり飲んでいくと、…

捜索

大連のとある居酒屋で頂いた白酒。 これがすこぶる美味かった。 アルコールはやや強め。 たぶん40度くらいあっただろうか。 でもしつこくない。 キュッと入って胸がポッと暖かくなる。 一緒に飲んだ仲間達も口をそろえて この酒を絶賛した。 間違いない。こ…

お・も・て・な・し。

プロの料理人が作ったというわけでもない。 しかも手の込んだ料理というわけでもない。 それでも何故かとてつもなく美味しい料理がある。 プロのコンシェルジュが提供するというわけでもない。 むしろコンシェルジュがどんなものであるかも知らない。 それで…

春節の終り

街のど真ん中で次々と花火があがる。 爆竹が派手な音を鳴り響かせ続ける。 春節の終わりを迎える大連。 祭りの狂気。 そしてそれを許容する社会。 時代の勢いに乗り、更なる前進への手段を模索し続ける、国民。 客をもてなす純粋な笑顔。 なんだか、受け取る…

革命。

アトリエの研究生の展覧会「樹の会展」が始まる。 毎年春の開催が恒例となった本展も今年で15周年を迎える。 研究生の数は年々ゆるやかに増え続け、今や60名におよぶ。 例年、自分は100号の作品を展示させてもらっていたが、 生徒からスタッフへと姿を変えて…

主食女子!

「結婚するなら炭水化物のような女性が良いです。」 支部のレセプションの席。先輩画家が語る。 彼曰く、 「女性には、メインディッシュ、デザート、炭水化物のタイプがいる。」 「結婚は一生続くものなので、主食(炭水化物)のような女性でないと、毎日が…