2018-01-01から1年間の記事一覧

今日のカレー

日本橋 カレーマドラス(9点) 深夜番組かでキム兄(チコちゃん)がこれほどうまいカレーは食べたことがない。と叫んでいたのを見て行ったのです。 キム兄がうなるだけある。美味いです。カレー行脚の夜明けを感じました。 日本橋で劇団ぺ二ノの公演があっ…

今日の語録

日めくりカレンダーの名言集。 「おれの貴重品は、おまえだ」って、かっこいいよねえ。□

今日の一冊

「闇に香る嘘」下村敦史 著 講談社文庫(10点) ここ近年読んだミステリーでも圧倒的な完成度だと思います。 中国残留孤児の家族という社会的な問題を骨格として緻密に謎が組まれている。主人公が全盲であるという設定も、小説という形態にとても合ってい…

装置

10月に東京で開催された二紀展が神戸の原田の森ギャラリーに巡回中です。 開催の前日、陳列に参加しました。 会場に入ると、すでに運送会社各社から運び込まれた絵画、彫刻作品が会場に所狭しと並べられている。 どのあたりに絵を配置するかは、委員、会員、…

感謝と許容

感謝と許容。 ぼくはこれまでの人生を、このふたつに助けられて、守られて生きてきたと思う。 世界は、これまで幾度ともなく繰り返してきた僕の失敗を、全て許してくれた。大したこともできない僕の小さな取り組みを、全て感謝してくれた。 だからこそ、これ…

今日の語録

32番街の土佐料理・司でいただいたコースター。センスが素晴らしい。 全種類欲しいなあ。□

決めなくても、決まる。

なにかを進めるときに、僕は概ね全部決めてから動きます。 それは良いとか悪いとかではなくて、僕がただそういう「タイプ」であるというだけです。自分のこれまでの経験で、それが一番やりやすくて、うまくいったと感じてきたやり方なのです。でも、全部決め…

締切力

何かつくらなきゃと思って作ってはみるものの、どうも気にくわない。それをインプットしてまた作りなおすけれど、やっぱり気にくわない。それをインプットとしてまた....なんてことをずっと繰り返していて、1ヶ月、2ヶ月と過ぎてしまいました。そして気が付…

今日の一冊

「怒らない禅の作法」 枡野俊明著 河出書房新社 職場の先輩から貰いました。これから、読みます。今の僕こそ読まねばならない一冊です。□

喧嘩

喧嘩してしまいました。 「原子力発電所、やめましょう」 そんな感じだったのだろうか...。 原子力発電所をやめるということは、これまで原発に関わってきた多くの人々の思いや価値、さらに無意識のうちに原発の価値に寄りかかって生きてきた人々の全てを、…

解答編 ~ズレーメンの音楽隊~

さて問題。これ何と読むでしょう。 たるしむ。と読みます。僕がつくったオリジナルの漢字です。苦しいと楽しいの間。苦しいこともあって初めて楽しい気持ちが生まれるという意味の言葉です。 産経新聞が主催している「創作漢字コンテスト」に以前応募した作…

問題編

さて問題。これ何と読むでしょう。 答は明日ね。

納豆芸術

納豆が好きである。 鮨や、蕎麦や、鰻も大好きだが、毎日食べられるものでは無い。だが納豆は、ほとんど毎日必ず食べている。飽きることが無い。納豆は、日常なのである。日常でいただく食べ物という切り口では、間違いなく納豆は1番好きな食べ物である。 …

レフェリーの目

ぼくらは日々、リングの上にいる。 目の前にいる相手をにらみすえて、相手を打ち負かすことに集中している。 キック、パンチ、ブレーンバスター。 それが今見える世界の全て。それ以外は何も見えない。何も考えられない。 だけど、その二人の姿を見ているレ…

今日のせつない

幼いころに良く観ていた刑事ドラマに「特捜最前線」がある。 観ていたといっても、実はどんなドラマであったかはほとんど覚えていなくて、ただ兄が見ている姿を横から眺めていたというのが正しい。 そのエンディングで流れていた曲が「私だけの十字架」であ…

今日の一冊

「どんどん橋、落ちた」 綾辻行人著 講談社文庫 (7点) 犯人当て短編ミステリー集です。 0.5勝 4.5敗。第五話「意外な犯人」だけ半分だけ当てたので0.5勝。あとは全敗。 解答編を読めば納得はするけれど、とても当てるのは無理です。どんどん橋に騙されて…

一汁一菜ノート

一汁一菜をつづけている。 米を炊き、冷蔵庫の中にあるものを鍋に放り込んで味噌汁を作る。 ただ、それだけである。時には納豆や惣菜を添えたり、魚も焼く。 シンプルなのに飽きることが無い。 始めてから5年くらいになるだろうか。 最近「一汁一菜ノート」…

炊き立て愛

帰宅するとまず、米を炊く。 毎日必ず、半合の米を炊く。 炊き立てのご飯が好きだ。 炊き立てのご飯が大好きだ。 30分水に浸け、45分間炊く。 ぼくはプロのような美味しい料理はつくれない。 でも米を炊くことは、あまりプロとも、 大きな差がつかない程度に…

今日のゲーム

PS4「DETROIT: BECOME HUMAN」 Quantic Dream(9点) ※(注)ネタバレ含みます※ 「おもしろい」というより「すごい」。 よくこれほどの作品を「ゲーム」として世に出したものだと。 「ゲーム」という表現手段が「映画」に対等か、それ以上の娯楽になる…

レジスタンス

絵を描くという行為は、なんだろうか。 音楽を奏でるという行為は、なんだろうか。 写真を撮るという行為は、なんだろうか。 ものをつくるという行為は、なんだろうか。 流れるように過ぎ去っていく時間たち。 なんとなく消えていってしまう時間への不安に対…

夢十夜 Season3 第六夜

こんな夢を見た。 そろそろ新しい100号の絵の制作にかかろうと思っている。 だが、以前部屋にあったはずのキャンバスがごっそりとなくなっている。どこへ行ってしまったのだろう。大して広い部屋でもない。なくなるはずがない。そこに、来客があった。父親と…

今日の日本酒

富久長 ひやおろし 純米吟醸 秋櫻こすもす(広島県東広島市/株式会社今田酒造本店/8点) 富久長 日本酒に秋の旬があることをあまり知りませんでした。 「ひやおろし」は、秋にしか飲めないお酒。春先に出来上がった日本酒に1回火入れし、暑い夏の間涼し…

i-Camera!i-Camera!i-Camera! [後編]

「まずは胃の活動を止める注射を打ちます。」 診察室に入るや否や、一本目の注射が肩に打ちこまれた。しばらくベッドに横になっていてください。と指示を受け、ごろんと横になる。 病院は混んでいた。胃腸の診察以外にリハビリ等の患者が次々とやってくる。…

i-Camera!i-Camera!i-Camera! [前編]

「逃げちゃだめだ。逃げちゃだめだ。逃げちゃだめだ.....!」 夏からずっと続く胃の不調が一向に良くならなくて、ついに胃腸科に行ったんです。市販の薬も付け焼刃でしかなくて、せめてちゃんと効く薬でも処方してもらえれば。くらいのつもりで行ったんだけ…

真夜中の哲学

毎日なにか頭の中にあることを書き続ける。 簡単なようでいて意外と続けるのは難しい。 言葉があふれだす日もあれば、 言葉が全く出てこない日もある。 言葉が全く出てこなくても、なんとしても書かなくてはいけない。としたら。 そこに、アマチュアとプロフ…

続・いいものを1つ

茨木市立文化博物館で開催中の総持寺の宝物を紹介する展覧会を見学した。 文化博物館といったような施設は、どこの市や町にもあります。たいてい、その地で掘り出された土器やら、農民たちが使っていた農具やらが展示されたりしている。市が文化になけなしの…

異国の居酒屋

天満で一杯いただいた。 路地裏を入った奥にあるひっそりと小さな居酒屋だった。 小さな店に入るときの不安のひとつに「客がいなかったら...」ということがあろう。いくらおいしくても、初めて行く店で自分一人、大将と向かい合って、じっとりと呑む展開は、…

今日の一冊

「父からの手紙」小杉健治著 光文社文庫(9点) 二つの家族の物語が交互に描かれていく。 離婚以来、毎年手紙を送ってくる父はどこにいるのか。 兄はなぜ焼身自殺を図ったのか。 結婚を予定していた男は誰に殺されたのか。 平行線と思われたそれぞれの家族…

今日の日本酒 ~番外編~

★SAPPORO那須工場発 クラフトビール 空模様シリーズ この夏に那須の旅先で手に入れたビールです。那須の工場で作ったサッポロビール発のクラフトビール。 那須という場所が御用邸からはじまって、日本国民にとっての大いなるブランドであることを、このクラ…

いいものを1つ

ふたつの居酒屋に訪れました。 ひとつは、100種類もの銘酒がガッツリと揃えられたお店。 ひとつは、種類はそれほどでもないけれど、アッと驚く希少な銘柄を紹介する店。 両方とも、ほんとうに良いお店でした。だけどね、ぼくは後者のお店がとても気に入った…