粋と野暮

20:20.浅草一人。牛モツ煮込みを食べながらホッピーを胃に流し込む。


向かいのテーブルでは外国人と日本人女性のカップルが英語で白熱したトークを展開している....。これが浅草だ。
それにしてもATフィールド厚いな、俺?なんとか少しでも薄くできないものだろうか.....?
それは、言い換えれば「野暮」ってことだ。


粋か野暮か。


自分の振舞い一挙手一投足は、全てそのいづれかに識別されうると思う。


これまで5回にわたって共に旅をしてきた盟友の挙動は何もかもが全て「粋」だったと感じる。だからこそ5回にもわたって一緒に旅ができたのだろう。
ホテルに戻り、部屋でタバコに火をつけ一服する。そんな姿にすら粋を感じた。


対し、自分の挙動は概ね「野暮」だ。
行動を共にしている間は自分も粋になれていると錯覚していたが、もう野暮に戻っている...。
少しでも「粋」に近づけるよう日々の生活に工夫を取り入れて行きたい。と願う。□