お祭りに物申す

いよいよ2008年の三社祭がはじまった。


昨年のあの騒ぎからもう1年経ってしまったのか.....。早いものだ。



浅草において三社祭は全ての中で最優先事項となる。
本社神輿が出陣すると何もかもが道を空けなくてはならない。
お祭りの、この全てのものを超越した究極の非現実感が好きである。



が。残念ながら今年についてはそれも期待できない....。


昨年の三社祭で、禁則事項である神輿にのっかっての事故が起こってしまったようで、今年は本社神輿の出陣は謹慎となってしまったようなのだ...。早稲田の学祭みたいだ。


祭りってのは究極の非現実であり、事故を起こすためにやっているようなものだからそれを禁止してどうすると、個人的には思う。


世界では狭い路地裏を猛突進する牛に跳ね飛ばされて死者のでる祭りもあるし、国内だって長野の諏訪神社などでは柱にまたがって急勾配を滑り落ちるような死や大怪我を前提としたやばいものもあるというのに。


確かに怖い人がはびこるのはまずいけどさ。
お祭りの理念そのものを打ち消すまでストイックに規制してどうするのだ。


とりあえず、この土・日、本社神輿なしの祭がどういうものかをしかと観察してみる。□