夢十夜 Season6 第一夜

 

こんな夢を見た。

 

山奥にある古城跡を訪れることになり、とある駅にたどり着いた。

駅前にいるおっちゃんが声をかけてきて、

「古城は遠いからこのカート貸してやる」

と、2つタイヤがついただけのカートを貸してくれた。

タイヤ2つにシャフトとハンドルが付いただけのものだったが、かなり快適に走ることができる。

気持ちよい風の中をさっそうとカートが走っていく。

なんのトラブルもなく観光地を回り、無事に駅まで戻ってくると、おっちゃんがいて、

「カートを返せ」と言ってくる。

が、カートをどこかに忘れてきたらしい。全く記憶がない。どのように戻ってきたのかも覚えていない。

どこかから調達した白い乗用車に乗り、今行ってきたコースを戻ってカートを探しに行く。古城の跡地の石垣のスロープを白い乗用車で登っていく。

とんとカートは見つからない。どうやって言い訳をしようと慌てている。□

 

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