サウンド・オブ・ミュージック

いつもどこかでその名前を耳にしていて、
いつかどこかでこの作品を見たいと思ってました。


サウンド・オブ・ミュージック」。

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ミュージカル映画の金字塔です。


この5月に長崎・佐世保の黒島教会を訪れたことで、名作「坂道のアポロン」に出会い、「坂道のアポロン」の作中で、この「サウンドオブミュージック」に再会し、20年にわたって先延ばしにしていたこの作品をようやく鑑賞することが出来ました。

ほんとうに「すばらしい」としかたとえようのない傑作なのでした。

全ての澱んだ現実を押し流して、一気に気持ちを前向きに引き上げてくれる、ぼくもがんばって生きていこう、という気持ちにさせてくれるパワーが作品の中に漲っています。

僕は、もともとミュージカルの作品はほどほどに観ることはあっても、大ファンというほどでもなく、また、歌うという事の意味を理解できていませんでしたが、この作品を通して一気に「開通」した気持ちになりました。
歌が強い骨格となって作品を支えていて、歌うという事の喜びが全編に「これでもか!」というほどに溢れていています。

主題歌の「サウンドオブミュージック」に始まり、「ドレミの歌」、「マイフェイバリットシングス」、そして「エーデルワイス」。耳に焼きつく屈指の名曲ばかりがナチスの影がおおうオーストリアの舞台を彩る。

長い映画の歴史の中でも100年に1本の傑作といっても過言ではない。
人類はこんな作品を作ることが出来るのか。本当にすごいといろいろな視点から感じました。

自分史の中でも屈指の重要な出会いとなりました。
せめて少しでも、わずかでも、こんな気持ちを生み出せる作品を自分から発信したいと思いました。

DVD、買ってしまおうかなぁ。しばらくお皿は買わないと決めたばかりなのにぃ。□