★制作日記

個展をしない人は、

個展をする人をすごいと言うが、

 

個展の中を見たら、

良い個展と

良くない個展がある。

 

良くない個展というのは、いわば「ただやっているだけ」の個展だ。

やっているということだけを拠り所にして、安心しちゃっているような。

 

折角やるのならば、良い個展をしなくては意味がない。

そして「良い個展」の上に、「更に良い個展」、「更に更に良い個展」というのがずっと続いて行って、いちばんうえのあたりに巨匠がいる。

折角やるのならば、いつもそこを目指すくらいの個展をしていたい。

 

良くない個展は、見る側もただの「情」とか「義理」で作品を見たりしている。

 

全く知らない人を招き入れる強い魅力とか、引力とか。

そういう本物の「質」で戦える作品をつくりたい。つくらないといけない。□