増田栄誉賞

フィギュアスケート羽生結弦選手が国民栄誉賞を受賞されるようです。

とてもおめでたい素晴らしいニュースです。

怪我を抱えながらも金メダル2連覇達成!という大変華やかな成果での受賞。
インタビューではあんなにやさしい顔をしているのに、リンクの上に立つと瞬時に戦闘モードの顔つきに変わる彼の「入り方」がとても印象に残っている。
羽生選手は確かにすごい。日本国民の誰もがこのたびの彼の活躍に感動した。誰もが納得のいく受賞だと思います。

だけど、実は僕にとってのピョンチャン増田栄誉賞は(いらんわ!とは言わないで)、小平奈緒選手なのでした。
女子スピードスケート500メートルのレースを終えた後、次のレースに参加する選手を気遣って観客に向かい「静かに」のジェスチャーをしたこととか、敗れて涙を流す韓国選手を抱きしめて称えたりとか。
レースの質もさることながら、スポーツマンシップにおいても、ここまで美しいのか。と震えた。
これこそが大和撫子であり日本のほこりだと思うのです。
メダルをとるとかは一つの通過点であり、いつも静かに強くそこに居る。そして周りも含めて全てを気遣う。
そういう姿勢を見せてもらえたことが、この大会で最も感動した瞬間でした。沁み渡りました。

はるか後方をほふく前進するかのような鈍臭さで追いかける僕も、
良い仕事と良い精神性をもって仕事にまい進したいものです。□

 

f:id:massy:20180225010941j:plain

f:id:massy:20180303082631j:plain