毎日にタイトルをつけている。
今年になって新しく始めたトライアルです。
毎晩眠る前に、ほぼ日手帳を机の上に開き、目を閉じて一日を振り返ります。
毎日が光のようにすぎていきます。
あまりにも早すぎて、「今日という時間は本当にあったのか?」と、とても不安になることがあります。もしかしたら、ぼくの時間だけが時間どろぼうに盗まれて、1日や1ヵ月がまるごと無くなっていたりはしないだろうか!?.....と、真剣に悩んだりもします。
ほぼ日手帳に、その一日に何があったかを記録することで、あとで見返したとき、確かにその日はあった。と、確認ができる。過ぎた時間を「見える化」するのですね。
手帳を書くのも、ブログを書くのも、絵を描くのも、失われていく時間を、見えるようにしておきたいからだと思います。
きっかけは北大阪大地震でした。
それまでは、ほぼ日手帳にその日におこったことを、箇条書きにする程度でした。
でもあの大きな地震を経験したとき、そのショックからか、箇条書きを3倍くらいの大きな文字で書いたのです。まるで新聞記事の見出しのように。
その見出しを見ると、今もあの日の地震のことを鮮明に思い出すことができました。
これはいい。ということで、以来一日にタイトルをつけるというトライアルを始めたのです。
7/30「迷走台風」
8/12「かわりゆく下北沢」
8/17「風のお墓参り」
8/22「絶倫イバラード」
これまでの箇条書きに比べて、はるかに記録の意味が強まりました。
振り返るのも楽しい。
目指すのは、1年後に見てもタイトルだけからその日を思い出せるようにすること。
さらに、単なる自宅と職場を往復する平凡な一日でも、確実に思い出せるタイトルにしたいと思ってます。
どこまですごい一日を送れるか。竹内まりやじゃないけど、毎日がスペシャル。
これはぼくが一日をどこまで楽しく送れるか。そういう挑戦なのです。
まあ毎日ブログを書いているだけでも、タイトルをつけているのと同じようなものなんだけど。もっと即時性、一覧性を出したいということなのでしょうね。たぶん。□