先日、とある展覧会に行ったときのことである。
ひととおり展示内容を見終わり、しっぽりした気分で出口に向かうと、そこに図録やポストカードを売っているコーナーがあった。
展覧会もあと10分程度で終わる時間帯。コーナーはひっそりしていたが、その中に唯一人、大きな声を出しているおばさんがいた。
「2500円しかないんだけど...!」
どうやら3000円で販売されている画集を買いたいのだがお金が足りないようである。
「私、この画集を買うために来たんだけど...!」
すがるようにいうおばさん。困る店員。そしてその横で見本の画集を眺めつつ耳を傾ける俺。
結局、おばさんは10分ほど粘っていたが交渉失敗し、廉価版の画集をしぶしぶ買って帰った。
理解できないのは「何故その画集を買う目的で来ているのに、お金を忘れるなどという矛盾が発生するのか」である。それって本当に欲しいの?と問いたくなる。アイフルにでも相談してこい!と言いたくなる。
ちなみにおばさんが去った後、堂々と1冊買って帰ったワタクシ(小悪魔)。□
早くも今年初献血。
人に。ではない。
蚊に。である。
まだ5月だぜ〜?なんでもう蚊が飛んでいるのだ。やっぱ大阪は暑い。
基本的にエアコンをかけないので蚊が入らないように部屋を密閉すると、もうサウナなんだよね。
これはなんとかしなきゃならない。
薬局の店員に、ベープマットありますか?と聞くと、ありません。との回答。ベープマットは既に過去の遺物だった。科学の進歩は知らず知らずの間にキンチョーリキッドたる文明の利器を生み出していたのである。
早速キンチョーリキッドいっぽんぽん。をゲットし、「さぁ、かかってこい!」と窓全開にしてみる。
が。........?あれ、入ってこないぞ。
........どうやらフェイント。らしい。
科学の進歩に合わせ、ふてぶてしくも蚊も進化しているようである。□