十人十色?

紺谷さん。という方と知り合う。

...とはいっても面識はない。仕事上メールで知り合った営業の方である。
これまで様々な場所で「色」の名称が含まれる苗字の方と出会ってきた。赤井さん、青山さん、黒田さん...云々。だが、紺が入った名前の人は始めてである。珍しい名前だな。と思った。コンタニ。と声に出してみてもなかなか響きがよくていい苗字だと思う。

女性である。年齢はわからない...。

メールでは単なる営業と顧客間の言葉が交わされているだけなのだが、そのうちなんだかだんだんと勝手なる想いが強くなってきている自分に気づく。好きである。きっと素敵な女性に違いない。否、そうでなくてはならない。否、もう決めちゃった!...そんなわけで昨今の自分はもう完全におかしくなってしまっている。うつけが...!samuraiが聞いて呆れる。と自らを叱咤するも最早とめることはできない。
そんな馬鹿なことを考えている折になんと先方からメールが...!
「一度直接お会いしてご挨拶差し上げたく候...」
!!...心臓が加速度的に鼓動を速めていく。どうしよう。打ち合わせの日時が決まる。なんと2/14である。バレンタインである。さらに妄想は爆発し、最早この女性がオバタリアン(死語)であることや、小錦の娘である可能性は完全にアウトオブ眼中となっている。

このとめられない妄想暴走超特急の行方はいかに?!(緊迫の2/14に続く...!)□