日本の自然を描く展に入選。2作品のW入選。
3年目にして悲願の優秀賞以上「彫刻の森美術鑑賞」を受賞!
うれしい。これだけ素直にうれしいのは久しぶりだ。
初めて出品して以来、優秀賞以上をずっと狙っていた。
規定が10号以内という小さな絵であることと、かなりの展示数であるのを見て、審査は相当ゆるいものだと見ていた。なので個人的に優秀賞未満は全部「落選」と考えていた。
これでようやく自分の尺度での「入選」ができた。
が、やっぱりそれも束の間。気持ちはすぐ揺れ始める。
冷静に振り返れば今回の絵もやっぱり100%の満足したものではなかった。
入選はやっぱりただの偶然だったような気がしてくる。
自分がおそれる多くの優れた作家たちが出品していたら、受賞など絶対できはしなかった。
落ちてみれば、自分の世界を理解できない審査員に腹を立ててみたり、入選してみれば、ただの偶然だったのでは、と不安になる。
こんなことをきっと一生繰り返すのだろう。□