今更なのだが、このゴールデンウィークに生まれ変わったJR大阪駅に今日初めて行ってみた。
単刀直入に言う。素晴らしい...。
JR大阪駅のホームから上へと続くエスカレーターがのびている。
そこから上へ上へとのぼっていくと「時空の回廊」と呼ばれる空間があらわれる。
とても広い。ベンチも多く、ゆったりしている。
しかも、おそらく通勤経路から外れているからだろう、結構空いている。駅の真ん中でありながら、ゆったりとした気分で歩ける。ここが第一の好印象だった。
時空の回廊から南に大丸への入口があるが、なんといきなり6Fである。エレベータを待つストレスが解消されている。
北にはISETANとルクアといわれる商業ビルが左右に立ち並ぶ。
その間を走る、京都駅を彷彿とさせるようなエスカレータで更に上へとのぼっていくと、突如目の前に広がるすがすがしい屋上風景。
ここにもオープンカフェのようなテーブルやベンチがたくさんある。
第二の好印象は、これらのテーブルなどが商業施設のものではなく、本当に誰でも自由に使って良いというスタイルであったことだ。
都会では決して得られないと思っていた開放感が広がる屋上風景の中、近くに開店したファミマで弁当やビールでも買えば、そのまま飲み会やらピクニックができてしまう。そんな自由な空間が作られている。
このたびの大阪駅の改革はちょっとしたビルの建て替え程度ではとても実現するものではない。綿密な都市計画やリサーチが隅々まできっちりされていると感じた。
最近はすっかり大阪駅に出る機会が減っているが、この駅の改革は大阪に出るモチベーションにつながると確信した。VIVA! OSAKA!□