今更だが。
魔法少女まどか☆マギカを見ている。
恥ずかしながら、もはや自力でヒット作を発掘する時間がなく、世の中の動向を後から追いかけるスタイルにしがみつくのが精一杯なのである。
作品は、噂どおり、すごい。
一見、魔法少女、だの。かわいらしいキャラクターだの、散々ヲタクどもを引きつける甘いエサをばらまいているような世界観なのだが、近づくと食虫植物のようにパクンとやられる感じ。なのである。
なんか薄気味悪いのである。楽曲もキャラクターの言動も。
これ、ホラーじゃないか?と思う。
ラヴクラフト作品を萌えキャラでやってみよう。みたいな感じだろうか。
幾多の作品が発表される中で、これは!という作品は、なかなか出てこないのだが、こういう飛び抜けた作品が出ると、まだまだネタは眠っているのだな。と感じたりする。
アニメの世界だけに限らず、絵画だってそうだし。ものづくりだってそうなんだよね。きっと。
どこかに突破口があるんだな(でも「欲望」は終わりにしたい)。□