話題の「超歌舞伎」を京都南座で観劇した。
中村獅童と初音ミクが共演する超・新歌舞伎である。
歌舞伎もデジタルと融合する時代。
古典芸能としての伝統を守りながら、新しい挑戦を続けている。
舞台中央に配置された等身大のスクリーンに初音ミクが映し出される。
人間の役者とデジタルで映し出された初音ミクが演技を交わし、殺陣を演じる。
歌舞伎の観劇は久しぶりであったが、次々と襲い掛かる青龍の眷属たちを、中村獅童が軽くあしらいにらみをきかせることで退散させる「様式」は、かっこよくて震えた。
初音ミクが登場するスクリーンの上部は舞台も兼ねていて、上段での戦いと下段スクリーンでの戦いが同時に展開されるなど前衛的な表現も取り込まれ、とても迫力があった。
クライマックスはオールスタンディングの中、視界を覆い尽くす桜吹雪が舞い、ミクが千本桜を歌うという狂喜乱舞のライブ!!圧巻でした。
かっこよかったなぁ。
歌舞伎って中二病だ!□
初音ミク「千本桜」
http:// https://www.youtube.com/watch?v=shs0rAiwsGQ
追伸:
今度は「風の谷のナウシカ」が歌舞伎化されるとのこと...!
考えられる殺陣は、巨神兵VS王蟲だが、これって誰が演じるのだ........?