カフェ

カフェがお気に入りである。

カフェは自宅とは違う時間が過ごせる。

持ち込めるものが限られるからだろう。

自分に干渉しない雑踏の音を聞き流しながら

一杯の珈琲を友に、ひとりの世界に没頭する。

晦日の朝、東京駅にたどり着いた足で実家には帰らずにカフェになだれ込む。

全ての忘年会は終えたはずである。

だが最後の最後に、真・真・忘年会をひとりカフェで開催する。

1年の手帳を眺め直し、ブログを読み直し、次の年のことを考えてみたりする。

あたらしい作品の構想を考えるのもカフェがいい。

2020年はカフェともうまく付き合いたい。□