春の七草がスーパーに積まれていたので手に取ってみた。
1月7日に七草粥を頂き、暴飲暴食が続いた年末年始の胃袋を少し休め、新しい仕事に向かって出発するのである。
忘年会やら新年会やらで酒を浴びるように飲み(人によるけど)、自宅でも朝から餅食って、蟹食って、酒を飲む。
確かに少しお腹を休ませてあげるべき時期なのだろう。
炊飯器に半合の米を研ぎ、500ml程度の水を浸す。薄くカットしたすずしろとすずなを一緒に入れて炊飯器をスタートさせる。その間、その他の葉っぱを薄く切り、2,3分湯がいておく。60分程度で炊きあがった粥の中に、湯がいた葉っぱを混ぜ込んで完成。
お塩と梅干で味を調整していただく。
お粥、梅干しだけでは物足りないと、トマト、キムチ、ハムを仲間に加えた。
年末年始の味の濃い、ボリューム満点の飲食に比べ、なんとシンプルなことか。
もうちょっと欲しい気持ちになるが、気持ちを抑えて箸をおく。
ここでまた食べたら七草粥の意味がなくなっちゃうもんね。
七草粥を食べたら、いよいよ正月も終わりなんだなという気持ちになってくる。
2020年もまた、はじまりました。
昨年の至らなかったところも噛みしめながら、また前に進んでいきます。□