やりすぎ。

 

突然、スーパーから電話がかかってきた。

 

「先日お客様が購入した、なめ茸おろしですが、

 説明に「天然昆布使用」と書いていましたが、

 養殖の昆布を使っていたことがわかりました。

 大変申し訳ございませんでした。」

 

コンプライアンスの時代ということだろうか。

虚偽の宣伝をしてしまったということを、騒ぎになる前にきっちり全ての客に電話してまわらなくてはいけないという。

 

それはご丁寧に...。と答えて電話を切ったが、正直なところ、どうでもいい。

むしろ、大変ご苦労様です。お手数かけてスミマセン。。と、こちらがお詫びを伝えたい気持ちになる。なんと面倒な時代になったものかと。ご愁傷様と。

天然だから買ったなんてつもりは全くない。そもそも天然って出てたっけ?くらいなものである。養殖だろうが全然うまいし。

 

やりすぎなんだよな、日本人。

この国で生きていて、確かに消費者としては居心地はいいかもしれないど。生産者としては面倒の極みというか。これが、クリステルさんの言っていた、オ・モ・テ・ナ・シなのだろうか。

 

いやあ、僕にはそこまでの「おもてなし」はできそうもないなぁ....。

いいじゃん、お互い様。で。□

 

追伸:「お互い様」については。いずれ改めて書きたい。というか書くつもり。