闘争

本展に向けての制作を再開。


1ヶ月ぶりに机の前に座ってみる。...が、頭の中には何一つない。


この1ヶ月間、漫画を描いたり、映画をみたり、散々息抜きをしたはずなのに、新しいネタらしいものは何ひとつ浮かんで来ていない......。


リフレッシュは散々していたのかもしれないが、次への「仕込み」が全くできていなかった。


せめて充実した旅行や取材でもしていたら、すぐ手が動き出したのかもしれない。


失敗したな。と思うが、その刹那、でもそれは最初に手を動かすためのトリガーというか、機械に潤滑油をさしているかどうかだけのことで、よい作品ができるか、とはあまり関係がない気がしている。


結局は、これまでどおり、空っぽながらも「手を動かしながら考える」しかないのではないか。

そして「まずは1枚完成させる」しかないのではないか。


そうやって創造する脳を暖めていく。いわゆる右脳のリハビリを進めていく。そして絵ができあがっていくのだ。


これまでずっとそうやってきた。たぶんなんとかなるでしょう。


経験が自分に余裕を持たせ始めているのか。ただ不逞不逞しくなってきているだけなのか。


さあ今年も闘争が始まった。□