ドラマ「CHANGE」が面白い。
木村拓哉が総理大臣を演じるという奇抜さに惹かれて見始めた。
深津絵里や阿部寛という強みのある役者たちにかこまれて、ユーモアあり、リアリティあり、強いテーマもあり。でとてもよくできていると思う。
政治のことを何も知らない総理大臣(木村拓哉)が、純粋に市民の視線で政治に臨んでいく様は「スミス都へ行く」を彷彿とさせ、胸を打つ。
できすぎかもしれない。
けれど、本当はみんなそうでありたい。現実に揉まれながらも純粋に、粋に生きたい。という「みんなの願い」を劇中の総理が実践している。そこに励まされたり、笑わせてもらったりもするのである。
娯楽の意義の一つはそんなところにあると思う。□