顔で見る東京五輪 その2

 

試合に立ち向かう大野将平選手の表情には、獰猛な獣のようなものを感じる。

怖い、というのではなくて、強さや、弱さや、苦しみや、痛み、といったものを、心の奥底に押し込み、封印して、決して外には出さないという固い決意のようなものが、そのまなざしから感じられるのだ。

そんな目をした選手を見たことがあった気がする。

....と記憶を探ってみると、元大リーガーの田中将大選手、ラグビー日本代表の稲垣啓太選手にもおなじようなまなざしを感じていたと気が付く。

 

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このようなまなざしを持つ戦士たちには、圧倒的に大きな決意が、強い意志で心の奥底に封印されている。そんな気がするのだ。

そして、それが確実に結果に出てくるのである。

 

挫折や苦悩、痛み、苦しみも多々あるのだろう。が、彼らは弱みを封印して前に向かう。

その強い姿から、自分への強い激励のメッセージを受け取るのである。□