2011年を振り返る。

そろそろ2011年が終わろうとしている。


一言でこの一年を振り返ると「本当にひっどい一年だった」。これに尽きる。


東日本大震災に始まり、冷え込みまくる世界経済。会社の大赤字。そして左足小指の骨折。...等等。


これでもか、と言わんばかりに悪いことばかりが続いたように思う。



12/1には、恒例の流行語大賞が発表された。


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2011流行語大賞
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○大賞なでしこジャパン
 FIFA女子ワールドカップで優勝した女子サッカー日本代表


「帰宅難民」
 東日本大震災による交通機関の混乱で帰宅が困難となった人々


「絆(きずな)」
 同震災で人と人との絆(きずな)の大切さを再認識


「こだまでしょうか」
 同震災後、頻繁に放送されたACジャパンの公共CMで流れた言葉


「3・11」
 日本で未だ経験したことがない大地震が起きた日


風評被害
 原発事故により、広がる食料品の放射線汚染に関するデマや
 ウワサに対してよく使われた言葉


スマホ
 それまでの携帯電話に代わり、タッチパネルで操作でき、
 拡張性がある「スマートフォン」の略語


「どじょう内閣」
 野田内閣発足前に、民主党代表選で野田候補が引用した
 相田みつをの詩「どじょうがさ 金魚のまねすることねんだよなあ」と
 実直な政治を目指すことをアピールして当選した経緯と発足内閣を
 指して呼ばれた言葉


「どや顔」
 「どや?」は関西弁で「どうや?」と自慢げな態度を指し、
 「どや顔」はしたり顔を指す


「ラブ注入」
 お笑い芸人”楽しんご”のギャグ

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大部分が地震に関係している言葉か、それを慰める言葉で構成されている。


他に何か適当な言葉はなかったんか....?と考えてみたが。


やっぱり「計画停電」とか「節電」とか「自粛」とか「ベクレル」とか「シーベルト」とか。地震のことばかりが思い出される。


もっと考えてみれば「伊達直人」とか「インターネットカンニング」なんてものもあったような気がするが、こんなものもあの地震津波でさらりと流れて行ってしまった...。とにかく暗く寒い1年であった。



次にヒット商品番付2011を見てみると、以下のようになっている。


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ヒット商品番付2011
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西 東
スマートフォン 横綱 なでしこジャパン
大関 FacebookTwitter
冷やしフード 関脇 スーパークールビズ
自転車 小結 第三のエコカー
脂肪計タニタの社員食堂 前頭1 マル・マル・モリ・モリ
ミラーレス一眼 前頭2 ジュレ状ぽん酢
スティーブ・ジョブズ」  前頭3 「謎解きはディナーの後で」
九州新幹線 前頭4 ボーイング787
K-POP 前頭5 AKB48
− 前頭6 トーニングシューズ
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スマートフォンは間違いない。と思っていたが、それに対する東のなでしこジャパン。って....。「商品」じゃねえだろ。該当なし。というのもちらちら目立つ。


スマホAKB48は去年も出ていたように思う。
まあヒットが続いたといえばそれまでだが、それに代わるものもなかったのだろう。



やっぱりものにあふれているんだね。ほしいものが出てこない。ネタ切れを起こしてる。スマホのヒットもどちらかというと韓国とか台湾メーカーが目立っていたように思う。


ここまで来て、個人的に今ほしいものを思えば、それはただただ「やすらぎ」だ。


もはや形にこだわったものではなく、精神的な癒しがほしいと思うようになった。


シルバーウィーク法案を通して、毎年必ず秋に10連休になる。とか。そういうことをやってくれないものか。それこそまさにヒット商品だろ。
八ツ場ダム再開とかバカなこと言ってる場合じゃないぞ。


ああ、なんだか愚痴ばっかり書いてしまったが。。。


ともかくも。いやなことはすべて今年に捨て去って、来年は今年に受けた数々の傷跡を少しでも癒していくようなそんな年にしたい。なってほしい。.....南無南無。□