カール愛

 

カールの(東日本一帯での)生産終了が報道された。

 

大ショックであった。
こんな日が来てしまうなんて....。未だに信じられない。
悪夢なら覚めてくれと願う。でもこれがリアルのようだ。

ちょっときつい表現になるかもしれないが、
個人的に、明治はカールときのこの山の2つを作るために
存在している会社であると思っていた。
それ以外の製品は全て「オプション」であると思っていた。
更に極端な話、会社名は「明治」ではなく、
「カール株式会社」としてもよいくらいに思っていた。
自分が物心つく以前から世に存在し、どれほど食べたかわからない。
うまい棒では決してたどりつけないパフのトップランナーである。
マロンだの抹茶だの亜流種につっ走るきのこの山を横目に、
チーズと薄味で闘い続ける一途さにも硬派を感じていた。
その歴史的名作を生産終了とは.....。ご乱心ですよ、明治殿。
吉野家が牛丼やめます。といっているようなものです。

勿論、作り手としても、苦渋の決断だったのかもしれない。
できることなら自分たちの代ではなく、次の代にでも決断を
ゆだねたかったのかもしれない。
しかし、それでもやっぱり納得はできない。
人気が落ちても連載はやめない!と言ったこち亀のような信念は
最早ないのだろうか。ないのだろうね....。
ロゴマークを変えたころから徐々におかしくなってしまったね。

残念です。2017年、屈指の無念です。□