VEMEER!VERMEER!!VERMEER!!!

フェルメール

フェルメール!!

フェルメール!!!

本屋に行けばフェルメールの本が山積みになっている。

2018年の大本命・フェルメール展が東京と大阪で開催されるのである。

世界に現存する作品がわずか35点とされるフェルメール作品のうち、なんと9点もの作品が一堂に会するという展覧会なのである。
展覧会を企画した学芸員たちはさぞかし奮闘したことだろう。
世界中の国々が、「次は我が国で!次こそ我が国で!!」と引っ張り蛸にされているフェルメール作品は、もはや所蔵する美術館に戻ることなく、永遠に世界中の美術館を回り続けていくのではないだろうか.....。
そんな作品を、9点も同時に!日本だけにひっぱってくるのだから、日本人でよかったと思わざるを得ない。
学芸員の企画力もさることながら、やはり日本という国のステータスがある程度の信頼をもっているということもあるのだろうと思うのです。日本人でよかったなー。

フェルメール展は東京上野の森美術館で開催中で、それが終わったのち大阪に巡回するのだけれど。

でも。でもですよ。

注意しておきたいのは、9点の作品がやってくるのは、東京だけという点なのです。
そしてさらにややこしいのは、大阪は6点だけであるのだが、そのうち1点は大阪だけでしか見られない。というのである!!

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なんともファン泣かせの企画ではないか。
これはなんとしてでも両方に足を運ばねばなるまい。
だけど、さぞかし会場は大混乱になるのだろうなぁ。
ふぇるめえるう?よー知らんけど行ってみるわい。みたいな人々もぞろぞろと集まって来るだろうから。

以前は1枚来るだけで大騒ぎだったのにねえ。
1枚、2枚と枚数を増やして、ついに9枚。
それくらいでないとみんな、驚かなくなっているんだね。

終わらない欲望っていうやつもなかなかこわいものです。□